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FUJIROCK EXPRESS 2018

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LIVE REPORTRED MARQUEE7/27 FRI

JON HOPKINS

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© Photo by 粂井 健太© Text by Paula

Posted on 2018.7.28 06:19

硬派で美しいエレクトロニック・ミュージックに感動

深夜1:20のレッドマーキー。山口一郎が5分遅れでプレイを終えるとどっとステージ前の客の入れ替えが始まった。エレクトロニック・ミュージック界の気鋭プロデューサー、ジョン・ホプキンスがお目当てだ。今年5月に5年ぶりにリリースした新作『SINGULARITY』を引っさげ、約3年ぶりの来日となるジョン・ホプキンス。じわじわ攻めてくるスタートから強烈なキックをドロップし、大観衆が一気に湧いた。硬派なプレイスタイルがめちゃくちゃかっこいい。

曲ごとに変わるミュージックビデオを中心としたVJを背景に “Emerald Rush”〜 “Neon Pattern Drum”〜“Everything Connected”へと流れるようにつないでいく。ハードな音の群の中に確かな精神的深みを感じるのは、ニューアルバムで瞑想に大きな影響を受けたのも影響しているのだろうか。壮大な世界観に魅せられてしまう。ところが開始30分ほどした頃、音響トラブルでモニタースピーカー以外のスピーカーから音が出なくなってしまった。そこは観客から大きな手拍子が上がって、無音状態をフォロー。観客あたたかいなとホッとしたが、スタッフによる集中的な対応にも関わらずなかなか復旧せず、4、5分ほど無音状態が続いてしまった。ジョン・ホプキンスによる美しい音世界が突として中断されてしまったこと、その間にマーキーから少し人が抜けてしまったことが残念でならなかった。

サウンド復活後は前半にも増してパワフルなプレイが続行!直感に従うままに曲作りをしたという楽曲たちに、観客である私たちも直感的に踊る。そのシンプルな関係性に大きな信頼感と歓びが詰まっているように感じた。ラストは宇宙へ還っていくような“Luminous Being”で美しいエンディングを迎えたが、アンコールを受けてすぐさま“Magnets (Jon Hopkins Remix)”を投下してレッドマーキーを最高潮にブチあげてくれた。プレイが終わると大歓声のなか、ステージ前方に出てきて、トラブルを詫びるように、そして観客に感謝するように手を合わせて何度もお辞儀をしていたジョン。確かに音響トラブルはもったいなかったけれど、そのステージングのクオリティの高さは圧巻だった。感動するほど素晴らしいパフォーマンスをありがとう!

[写真:全10枚]

#TAGS : 7/27 FRIRED MARQUEE