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FUJIROCK EXPRESS 2018

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LIVE REPORTFIELD OF HEAVEN7/27 FRI

jizue

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© Photo by 北村勇祐© Text by イケダノブユキ

Posted on 2018.7.27 16:06

「僕たちの生まれた世界にフジロックがあってありがとう」

フジロック金曜日、フィールド・オブ・ヘブンの1番目はjizueだった。メンバー全員ピエト・モンドリアンの抽象絵画のようなシャツを着て登場する。ピアノの片木希依は始まる前に祈るような仕草をしている。精神集中しているのだろうか。

そして、片木、ギターの井上典政、ベースの山田剛、ドラムの粉川心によってジャジーで疾走感あるサウンドが繰りだされ、ヘブンのお客さんたちの身体も音に合わせて揺れる。

1曲目の”grass”も次の”atom”も速くて激しいところがあるのだけど、ジャジーなところが基本にあるので、「なんかさわやかだなぁ」という気分になる。それは晴れ渡った昼のヘヴンにピッタリな音でもある。3曲目”elephant in the room”はよりへヴィで、テクニカルな演奏の応酬になるので、ほとんどプログレッシヴロックのように聴こえるときもある。

片木がお客さんを煽る役目。その姿に「かわいい」という声もあった。しかし、ピアノを弾きだすと攻めに攻めた音をだし、切れ味のある井上のギターと合わせてjizueの特徴を作る。

スローダウンして”green lake”。やさしい、柔らかい音でヘブンを包み込む。「この日がスペシャルな日になるでしょう」と井上が語ってから、スペシャルなゲストである元ちとせを呼び込んで”Sing-la(森羅)”。奄美大島出身らしいメロディと圧倒的なヴォーカルの力で、またっりとさわやかになっていた空間をさらにヘブンにした。

ラスト2曲は再び疾走する曲。”rosso”、そしてそれぞれのソロ、特にドラムソロが炸裂した”dance”はヘブンを埋めたお客さんたちを踊らせ、盛り上がりも最高潮になった。「僕たちの生まれた世界にフジロックがあってありがとう」と井上。初日からその言葉を実感させたステージだった。

[写真:全10枚]

#TAGS : 7/27 FRIFIELD OF HEAVEN

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