LIVE REPORTFIELD OF HEAVEN7/28 SAT
ハンバート ハンバート
祝・結成20年!の盛りだくさんステージ
昨日のピラミッドガーデンに続き、本日はヘブンに出演のハンバートハンバート。フジロックではすでにおなじみの彼らだが、なんと3年ぶりの出演。バンドセットと予告されてたとおり、ステージにはキーボード、ドラム、ベースがセッティングされている。
まずは佐野遊穂(vo)、佐藤良成(gt)の2人だけが登場し、おなじみのMCタイム。佐野が母親にハンバートハンバートのYoutube配信を伝えたつもりが、ボブディランの話とごちゃ混ぜになってしまったという、日常の些細な勘違い話がゆる~く展開されていく。そして始まった1曲目は、「ミサワホーム」のCMでおなじみの“いついつまでも”。苗場の地で突然披露される有名CMソングに、ついクスっとしてしまう。夫婦デュオならではの愛らしさが詰まった吉田拓郎“結婚しようよ”、本家よりも下がったキーがハンバートらしさを感じるMONGOL800“小さな恋の歌”など、カヴァーを続けて披露。
電車で見かけた居眠りの話、つい思い出した、ラーメン屋での酔っ払いのおじさんについてなど、溢れ出るたわいもない話に、「うんうん」「それで?」「こうなったんだ」と、相槌が入る。いつまでも聞いてられるふたりの話もいいところで切り上げて、曲は“同じ話”、バンドメンバーが揃って入場して”ぼくのお日さま”と、定番ナンバーで立て続けに歓声が上がる。2人で歌っているときよりも音数が多いぶん、ガッシリと強固なアンサンブルで、まろやかに甘い歌声がぐっと引き立つのを感じる。
その後も“虎”、“がんばれお兄ちゃん”と人気ナンバーが揃い、オーディエンスのテンションもぐいぐいと上がっていく。カントリー調のリズムが愉快な“国語”では、佐野のこぶしのきいたハーモニカが鳴り響き、「もっと元気になるの、やっていいですか?」という佐藤の発言から“おいらの船”。船を漕ぐような振りで会場に一体感が生まれたと思いきや、突然のNirvana“Smells Like Teen Spirit”になり、さらに「太郎、次郎、三郎、 四郎」という歌詞なのもお茶目で可愛らしい。最後は佐藤がフィドルに持ち替えて“ホンマツテントウ虫”。今年20周年を迎えたベテランデュオの確かな実力と、遊び心に満ちた完璧なライヴだった。
[写真:全10枚]
VOICES
本日、「FUJI ROCK FESTIVAL'18」PYRAMID GARDENでの曲目です。
— ハンバートハンバート (@humbert_info) 2018年7月27日
1 いついつまでも
2 おなじ話
3 N.O.
4 ひこうき雲
5 小さな恋のうた
6 がんばれ兄ちゃん
7 長いこと待っていたんだ
8 国語
9 おいらの船
10 ホンマツテントウ虫
こちらにライブ写真の速報が載っています!https://t.co/D4dCdJKpRl今日もヘブンに来ましたよ。
— づい (@brako_naiki) 2018年7月28日
ハンバート観ます。 pic.twitter.com/JbJKJcTXL0ハンバート ハンバート
— yukoyuko☆フジロック☆ (@ootumbb) 2018年7月28日
YouTubeはいしんされてます!
いいから聴いてみて!#FRF pic.twitter.com/klcVPMwZCO今日もハンバート始まり pic.twitter.com/r43bAlrr0O
— さえなみー (@scone_nemuru) 2018年7月28日昨日のフジロックのハンバート、良かった…余韻に浸りながらうどんを茹でています
— ありさ (@camera_obscurae) 2018年7月29日ハンバート ハンバート終わり。すごい楽しかった。2人の前半はとても優しい音楽で癒されたし、後半バンド編成になってからはとにかく楽しかった。途中ニルヴァーナが入ったのが嬉しい。よかったなぁ。今日のライブで好きになった。教えてくれた先輩にも感謝です
— これ (@Ritalin_203) 2018年7月28日