LIVE REPORT苗場食堂7/28 SAT
And Summer Club
苗場は雨でも寒くても、夏はここにある
今まさにKendrick Lamarがプレイしているその裏、苗場食堂では、And Summer Clubがスタート。
彼らは2013年結成、大阪の4人組バンド。昨日出演したneco眠る、ルーキー出演経験のあるTHE FULL TEENZらと親交があり、
それぞれのバンドのメンバーが主催するレーベルにてCDをリリースしている。
苗場食堂前に集まったオーディエンスは、轟音のギターに青い青春パンクな“In to the White”や、チャイニーズな音階が特徴的な“Weekend”などの縦ノリに合わせて大きく拳を上げて、メンバーたちを逆に煽っていくくらいの勢いだ。
そしてなんといっても“Got Beach”のサマーチューン感が素晴らしかった。波に乗るが如く軽やかに吹き抜けていくギターのメロディライン、スミダケンスケ(vo,gt)の冷静でいて熱を帯びた歌声。ああ、甘酸っぱいといったらありゃしない。最後は最新EPから“Hyper Boredom”。オオオトトキヨ(gt,cho)の憂いを帯びた歌声、たった今鳴らしているギターに向ける真剣な表情が、緊張にもこなれ感にも見えて、そんなミステリアスさが魅力的だった。
彼らはともに演奏してきた仲間とまたひとつ同じ舞台に立ち、さらに加速し続けるだろう。彼らの音楽を聴いているときだけは、いつも夏でいられる気がするから、もっともっと聴きたい、感じていたい。苗場の夏に響くひとつひとつの音たちが、とびきり眩しかった。
[写真:全10枚]
VOICES
MGMTを遠巻きに雨に打たれながら観て、そこから更に雨脚が強くなり死を覚悟しましたが初めて観たAnd summer clubが感動を覚えるレベルで格好良かったので救われました!帰ります! pic.twitter.com/Xn0CtV7q05
— DJ生活 (@miyanosuke18) 2018年7月28日Kendrick LamarからのAnd Summer Clubという高低差ありすぎなハシゴをしてフジロック二日目は終了。ようやく初めてライブ観れたアンサマ、最高だったよ。 pic.twitter.com/mqWwHfwNaJ
— ゆーた (@yuta0514) 2018年7月28日苗場食堂クソ最高に楽しかったです!本当にありがとうございました!!#fujirock #フジロック pic.twitter.com/YueNuJQ9t4
— And Summer Club (@andsummerclub) 2018年7月28日