FUJIROCK EXPRESS '19

LIVE REPORTFIELD OF HEAVEN7/28 SUN

渋さ知らズオーケストラ

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Photo by 安江正実 Text by イケダノブユキ

Posted on 2019.7.28 16:11

渋さ知らズ30周年で7年ぶりフジロック

渋さ知らズ30周年を記念して7年ぶりのフジロック出演である。一時期は常連といえるくらいでていたので、こんなに間隔が空いてしまったのかと思う。

ステージにはたくさんのパイプ椅子が置かれていて「オーケストラ」であることを実感する。フィールドオブヘヴンは前日と打って変わって雨ではなく、晴れたり曇ったり。日が差すと日光が痛いくらい。じっとしていても汗がでる。

始まる前にはすでに人は集まっていて、渋さ知らズへの信頼があることが伺える。11時54分ころメンバーたちはそれぞれの席について、スタンダップコメディアンのサクヤナガワが登場し渋さ知らズを紹介する。

そして12時、いきなり“本多工務店のテーマ”で始まる。いきなりクライマックスの曲か。お客さんたちはみな歓喜の声を上げて踊りだす。分厚いホーン、そして迫力あるリズムでヘブンを天空へ押し上げる。数人がかりで操られる巨大な片山広明人形もサックスを吹いている姿である。

いつものように法被とふんどしの渡部真一、さやかとペロの凛としたダンス、お調子者組合のゆるいダンス、暗黒舞踏みたいな人もいるし、いつもの渋さ知らズが帰ってきたのだ。

そして“又旅”からラストまで、ヒカシューの巻上公一が登場してスキャットを決める。ホーミーもあったかな? 「中日がんばれ」ともいっていたような気がする。太田惠資のギターソロみたいなヴァイオリンソロも面白かった。そして粘り強いファンキーな“ライオン”で踊らせる。

渡部が「2000年にフジロックに出たときは渋さ知らズが12歳のとき、それから5年ほど17歳までーー青春時代のときーーフジロックにでて、それからいろいろあって(笑)、出ない時期があった」と語る。そして前日の豪雨をくぐり抜けたお客さんたちを称え、「お前らも渋さ知らズだ!」と叫び、「ワン、ツー、スリー、フォー!」と気合を入れるも、次の曲はスローな“犬姫”でみんなズッコケる。

まったりとした曲はそれでよいアクセントとなり、徐々に盛り上げに持っていくと再びフィールドオブヘヴンはダンス大会となる。ラストは“仙頭”から“ステキチ”。演奏しながら1人ずつステージからメンバーが去っていった。渋さ知らズはこの後も新潟に残り各地でライヴをやるとのこと。

セットリスト
本多工務店のテーマ
又旅
ライオン
犬姫
仙頭
ステキチ

[写真:全10枚]

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7/28 SUNFIELD OF HEAVEN