ラキタ

Gypsy Avalon | 2011/07/31 20:00 UP
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Tシャツにグレーのパンツと飾らない姿で登場したラキタ。
「フジロック、本当にやっと来れてうれしいです」
自分の父親が憧れていた人、清志郎が大好きだった場所であることを思えば、音楽をやっている若者が抱くフジロックへの憧れとはまた少し違った気持ちが含まれた言葉なのではないだろうか。

たぶん父親のものだと思われる傷だらけの古いストラトキャスターを手に、“今夜のまぼろし” など3曲を、ことばを丁寧に繋いでゆくような歌いかたで伸びやかに歌っていく。
そしてギターのチューニングを再び確認し、「いってきます!」と始まった「最愛」。オーバー・ダビングで幾重にも重なったギターのフレーズは、絡まりあいながら四方を森に囲まれたジプシーアヴァロンの空に浮遊し溶けていく。これに繋がるように歌われた “しあわせのよ” (Myspaceによれば)。「からだがないのをいいことに、わたしのなかで生きつづけて」と歌われるこのうたを聞いていると、空の向こうにいるふたりが、「うん。ラキタくん、なかなかやるじゃないか」「そうかな?」なんていいながら見ているんじゃないかなんて、勝手に妄想が膨らんで、そして勝手に切なくなった。まあ、これはファンのエゴなのかもしれないけれど。それでもフジロックに対する特別な思いを感じずにはいられない、気持ちのこもったステージだった。


写真:横山正人
文:manakov
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