contact
home

7/25 FRI木道亭

BLACK KAT BOPPERS

前夜祭とは別の一面を披露

快晴となったフジロック初日。晴れは嬉しい半面、日差しに当たり続けると体力的にはかなりしんどいので、木陰を通って移動できボードウォークの存在はとてもありがたく感じられた。

そんなボードウォークの道中にある小さなステージ、木道亭に昨夜の前夜祭でレッドマーキーを大いに盛り上げたBlack Kat Boppersがトップバッターとして出演する。演奏開始からちょっと早めにステージに到着すると、メンバーがビールを飲みながらリラックスした表情で自ら機材チェックを行っていた。ステージ前で待っている観客に対してヴォーカルのロイが「コンニチハ!」と声をかける場面もあった。

演奏開始20分前くらいから徐々に人が集まりだし最終的にはかなりの人が集まった。そしてドラムのコリンの「ミナサン コンニチハ!」声とともにライブがスタート。前夜祭では持ち時間が短いこともあってか楽しく踊れるロックンロールナンバーが多かったが、今日は十分に持ち時間があることもあってノリの良い踊れる曲の間にしっとりと聴かせる曲も演奏してくれた。深く味わい深いロイの声が思った上に大自然とマッチしているように感じた。

後半には思わぬサプライズ。The Clashがカバーしたことでも有名なVince Taylor & The Playboysの曲”Brand New Cadillac”やStray Catsの代表曲”Rock This Town”を演奏し大いに盛り上げてくれた。曲を知っていた人は一緒い歌い踊って楽しんでいた。そして終演後のアンコールに答えてくれLittle Richardの”Tutti Frutti”を披露してくれた。まさかのアンコールにこれまで座りながら体を揺らしていたフジロッカーも最後は総立ちで踊り盛り上がっていた。

もし、前夜祭でBlack Kat Boppersを見て良かったと思う人で木道亭でのライブを見てない人は、是非今日の深夜のクリスタルパレス、2日目の苗場食堂、3日目のカフェ・ド・パリのいずれかでBlack Kat Bopperを見てもらいたい。きっと前夜祭の時とはまた違ったバンドの側面が見せてくれるはず。

SAME CATEGORY

page top