HUNTER HAYES
昼下がりの最上の心地よさ
昨日の気まぐれな天候が嘘だったかのよう晴れ渡った空のもと、グリーンステージに登場するのはカントリーミュージック界の若きスター、ハンター・ヘイズだ!あの突き抜けて爽やかな楽曲と声を、この最高の環境で浴びることが出来るなんて、なんという幸せだろう!
少し早めに会場に到着すると、ハンターによる選曲なのだろうか。ビートルズによるザ・シレルズの”Baby It’s You”カバー曲が軽快に流れていた。ステージ前は、風が通りほんと気持ちがいい。開演時間も近づき、ファレル・ウィリアムズの”Happy(Gru’s Theme From Despicable Me 2)”が流れ、モニターに「HUNTER HAYES」の文字がドーンと映し出されると、オーディエンスも曲に合わせて踊り出す。期待に心躍る瞬間だ。
replica uhren
開演時刻ちょうどにハンターは、ジーンズに白Tシャツという最上級の爽やかな出で立ちで登場した。1発目は、新譜『Storyline』のリードトラック”Storyline”でステージの幕があがった。腹にズシズシ響くベース音が最高にグルーヴィーだ。ハンターの声がいまひとつ出ていなかったが、「Fujirock!here we go!!」とオーディエンスを力強くあおるパフォーマンスでカバーし、フロアのみんなはそれに応え楽しく宙を舞う!続いてアコギからエレキに持ち替えて”Wild Card”のリフを爪弾きはじめた。オーディエンスのひとりが吹いたシャボン玉がフロアに流れ、楽しさを倍増させる。その後もハンターの泣きのギターソロが炸裂する”Secret Love”、レゲエ調のジャムからはじまる”Somebody’s Heartbreak”、ピアノの調べがことさら感動的に響き渡る”Invisible”に”Wanted”と、ライヴならではの活きのいい表現にフロアのオーディエンスは大満足の表情を浮かべている。ラストの”I Want Crazy”では、ここに居合わせた全員でダンスし大団円を迎えた。
喉が本調子ではなかったため、ハンターとしては満足のいかないステージだったかもしれない。でも、ステージは最高にピースフルなバイブスに満ち溢れていたし、彼のオーディエンスをハッピーにしたいという想いは、確実にここ苗場に集ったオーディエンスに届いたと断言できる。
-Setlist-
Storyline
Wild Card
Secret Love
Somebody’s Heartbreak
Invisible
Everybody’s Got Somebody But Me
Wanted
Tattoo
I Want Crazy
posted on 2014.7.25 14:10
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