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7/26 SATROOKIE A GO-GO

Manic Sheep

台湾からやってきた、キュート&クールなオルタナティブ・ロック・バンド

賑々しい吉田ヨウヘイgroupの余韻が残る中、台湾から海を渡ってはるばる苗場にやってきた3ピースバンド、Manic Sheepが登場した。2年前に日本でのメジャーデビューを果たした透明雑誌の存在により注目が高まっている台湾インディーシーンであるが、彼らもまた自国に留まらずSXSWの出演やカナダでのツアー、日本のライブも今年3月にすでに果たしており、精力的に活動を広げている。

のっけからソニック・ユースやザ・キルズを彷彿とさせるオルタナティブ・ロックのざらつき感が、夜中のルーキーのステージに映え、たまらない高揚感を誘う。ボーカルとベースを担当するChris Loは、白いワンピース、頭にはリボンというガーリーな出で立ちでステージ前のお客さんたちの視線をさらっている。ところがいざ演奏が始まると、キム・ゴードンさながらのドライな声に、ずっしりと安定感のある低音をベースから放っている。

2012年にリリースされ、日本でも発売されている1stアルバム『Manic Sheep』を中心に演奏は進んだ。”La La La”では透明感のあるボーカルと瑞々しさの感じられる曲調もさることながら、ノイジーな曲、ギラギラしてちょっとひねたポップな曲などなど、曲ごとにひと味もふた味も変化のある彼らの演奏は一度見たら癖になること間違いなし。

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