BARBARELLA’S BANG BANG
本日もサービス精神たっぷり
カフェ・ド・パリの本日最初のステージは、バーバレラス・バン・バン。前夜祭でゲリラライヴを行ってから初日、2日目と多くのステージに立っており、今年のフジロックを盛り上げてくれている。開始5分前には既に満杯で、人が入りきらない状態だ。これまで行ってきたステージの噂を聞きつけてやってきた人も多いのだろう。
13時定刻どおりに、バーバラが「コンニチハ〜」と言って現れ、ライヴがスタートした。カズーの音が響き渡り、会場は最初から盛り上がりをみせる。曲ごとにバーバラは様々な表情を見せ、時にコミカルに踊って回りポーズを決める。赤と黒のバーバラの衣装は、ステージの赤いカーテンとよく似合っていた。また、アコーディオン、カホン、アコギにウッドベースという構成から繰り広げられる独自のジプシー音楽で観客を踊らせる。カフェ・ド・パリで演奏する姿を見ていると、もう何十回もこのステージに立っているのではないかという感覚すら覚えた。
ペットボトルの水を飲み、「今日は水よ」と笑みを浮かべるバーバラ。「サワゲ!」と言って始まったのは、“Gipsy Eyes”。歓声とともに曲は始まり、観客からは手拍手が起こる。途中バーバラが丁寧に奏でていた鉄筋の音が印象に残る。“Marionette”で、バーバラは人形のような動きをみせ、そのパフォーマンスはちょっとした劇を見ている気分にさせてくれる。「イッショニウタオウ!チョコレート!」と言って始まった“Cioccolata”では、「チョコレート」のコール&レスポンス。バーバラが繰り出すバリエーション豊富なチョコレートのコールに対して、観客は皆楽しそうに笑いながらレスポンスしていく。
「オ・モ・テ・ナ・シ」「アイシテマス」「カンパーイ」など多くの日本語を話し、今回もサービス精神たっぷりで観客を楽しませてくれたバーバレラス・バン・バン。ライヴが終わると、今夜19時半からのジプシー・アヴァロンでのライヴ告知をしっかりとして、ステージを去っていた。
posted on 2014.7.27 14:07
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