YOUR SONG IS GOOD
いわゆるサイコーのお祭り騒ぎ!
2005年、2007年、2011年とコンスタントにフジロックに出演して会場を大いに沸かせてきたユア・ソング・イズ・グッドだけれど、今年の彼らはひと味もふた味も違う。バンドの歴史を塗り替えたと言っても過言ではないくらいの名アルバム『OUT』を2013年11月にリリース。キラーチューンの数々を携えてライブをくり返し、曲もパフォーマンスもピカピカに磨き抜かれた状態で迎えるフジロックなのだ。
リーダーのサイトウ”JxJx”ジュン自ら「今のユア・ソング・イズ・グッドは抜群に面白い」「結成16年にして異常なFRESH感を獲得した」と語る、新フェーズに入ったユアソン。これを見逃す手はない。
昨日、おとといとは打って変わって、小雨が降りしきる18時のホワイトステージ。レインコートを着ていても肌寒い。天気はそんな状況だが、集まったお客さんはみな期待に満ちた明るい顔でユアソンの登場を待っている。いよいよ時計が定刻を告げ、浮かれたハットで現れたサイトウが、高らかに宣言した。「今からいわゆるサイコーのヤツが始まりますので!最後まで楽しんでってください!!」。
ワッと沸いたオーディエンスに向けてドロップされたのは、ニューアルバムから”Changa Changa”。軽快なシンセサイザーや胸が騒ぐトランペットのフレーズに合わせてオーディエンスが一斉に踊り出し、早くもoiコールが起こる。
さらに『OUT』から”Pineapple Power”、”Re-search”とキラーチューンが連続投下される。みんな雨が降っていることなんて気にせず踊りまくり、ホワイトステージは前方から後方までカラフルなレインコートで埋め尽くされた盛大なお祭り会場へと化した。
サイトウが「みんなサイコーサイコーサイコーサイコー、バッチリチーバツです!」と発すると会場は大歓声。ラストの”The Cosmos”まで勢いは止まらず、両手を上げる、飛び跳ねる、ステップを踏む、ととにかく「自由」そのもの!
このお祭り騒ぎのド真ん中で、隣のお客さんと笑顔で踊りながら心から思った。演奏する方も観る方も、かっこよくて楽しければいいじゃない。みんながサイコーならそれでいいじゃない。ユアソンが言いたいことって、きっとそういうことだよね。
posted on 2014.7.27 18:10
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