LIVE REPORTRED MARQUEE7/29 SUN
King Gnu
その才能に、嫉妬
昨年のルーキー・ア・ゴーゴーに出演したKing Gnu。前身となるバンドを経て2017年から活動を始めたにもかかわらず、今年メインステージへ登場。驚きの早さで注目される彼らを一目見ようと、レッドマーキーには多くの人が。ステージのテントの外では、昨日の夜を予感される雨がざっと音を立てて降り出し、その瞬間、ステージのスクリーンには彼らのロゴが映し出される。なんてナイスなタイミングの登場だろう。
最初は“Flash!!!”。こちらを食い入るような井口理(vo,key)のギラギラとした目線は、緊張でも自信でもなく、どこか殺気的だ。MCでは一転して「キングヌーと申します!」とぱっと明るい。新井和輝(bs)が右へ左へと独特なステップで足を踏み出し、“Tokyo Rendez-Vous”へ。常田大希(vo.gt)がマイクからメガホンに変え、ステージに宣戦布告するが如く、歌声を吹き込む。オーディエンスもそれに答えるように、みんなでハンズアップ!
続いて勢喜遊(dr,Sampler)は曲中に前へ飛び出して煽りだし、“McDonald Romance”では、持ち場でくねくねと踊り出す。余裕のある表情とパフォーマンスぶりに彼らの実力がうかがえる。
そして、“あなたは蜃気楼”、“NIGHT POOL”など、次々とプレイされていく。「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称される彼らは、ファンク、ジャズ、ヒップホップなどの要素をコラージュのように切り貼りしていく。それでいてメロディはとてもキャッチーで、歌いやすいのだからびっくりだ。常田がキーボードにチェンジして“PPL”を歌い出すと、渋くて男前な常田の歌声に対し、井口は透明感あるハイトーンボイスだということに気づかされる。その2人の対比が良いグルーヴを生み出し、お互いの歌声が重なるときも好バランスを保っている。“Vinyl”では、地響きのごとくビリビリと鳴る新井のベースライン、勢喜の骨太なキックなど、リズム隊のたくましさに身を委ねられる。
最後は「何かしらで歌ってくれると嬉しいです!」という井口のMCから“サマーレイン・ダイバー”へ。オーディエンスとともに手を右へ、左へと動かし、会場は一体感を残したままフィナーレへ。各々に個性があって演奏力も高く、この人気。これからの可能性に満ちている彼らの今がここにはあった。
[写真:全10枚]
VOICES
King Gnu
— 朋夜"tomoya" (@tomy_apits) 2018年7月29日
これ現地で聴きたかった。めっちゃいい。#フジロック#fujirock2018 pic.twitter.com/HlmUbdI9Cn贅沢なセトリでした。
— すぎもとa (@aina17273035) 2018年7月29日
かっこよかった!!!
Flash!!!
Tokyo Rendez-Vous
MacDnaldo Romance
あなたは蜃気楼
NIGHT POOL
Prayer X
????(どなたか教えてください)
Vinyl
サマーレインダイバー#KingGnu #フジロック pic.twitter.com/KbejpfOXu1#KingGnu 踊れた〜 pic.twitter.com/WO1xMn8Bfa
— チャンKB (@chunkabe) 2018年7月29日King Gnu キングヌー
— さか (@applemint_juice) 2018年7月29日
きたーー!!#フジロック pic.twitter.com/MslY2CsgVrKing Gnu きた!!!
— ハヤ (@Hmusicy) 2018年7月29日
ライブもいい!!#フジロック#fujirock#KingGnu pic.twitter.com/heeyBqSvEMKing Gnu キングヌー
— さか (@applemint_juice) 2018年7月29日
サウンドチェック
開始前に満員です^^;#フジロック pic.twitter.com/rlRq469gKt