LIVE REPORTRED MARQUEE7/26 THU(前夜祭)
DJ MAMEZUKA
フジロック’18、音はじめ
苗場音頭からの花火打ち上げが終わり、レッド・マーキーのゲートテープが切られ、一気に流れ込むオーディエンスたち!その目の前に立つは、前夜祭ライヴの恒例アクト、DJ MAMEZUKAだ!
まずは、今年のライヴ・アクトの目玉と言っても過言ではないボブ・ディランの代表曲”Blowin’ In The Wind”!決してアッパーなソングではないが、その緩やかなディランのアコギのフレーズに心地よく体が揺れてしまう。「おい、こんな選曲、アリ過ぎるでしょう!」なんて思っていたら、続いてRCサクセッションの”風に吹かれて”が流れてきた!言うまでもなく”Blowin’ In The Wind”のカヴァー曲な訳だが、苗場での忌野清志郎の”歌声”に条件反射的に気分は一気に高ぶる!アフリカン・アメリカンの賛歌と言われるこの曲を皮切りに、ブラックなトラックがさらに投下される!
N.E.R.Dの”1000(feat. future)”では、ファレルらしいエッジの効いたポップ・ビート・ソングにフロアは否応にも盛り上がり、ラストはフィッシュ・ボーンの”Party At Ground Zero”!彼ららしいスカコアなこのトラックで、DJ MAMEZUKAの1ステージめは幕を閉じた。
アメリカン・アフリカン回帰の空気を感じさせる幕開けは、今年のフジロックに内包されるひとつのテーマの匂いがした。「明日からの3日間、そんな匂いを感じ取ることができる3日間になればいいな」そんな風に思えた25分間は、今年のフジロックの幕開けにふさわしい時間だったんじゃないだろうか。
[写真:全10枚]
VOICES
とりあえずDJ MAMEZUKAが最初に何を流したかを知れたら今年はもうそれでいいです
— mmsr (@mmsr_13) 2018年7月26日MAMEZUKA先生今年の1曲目はBob DylanでBlowin' In The Windでした
— EGO (@definitrymaybe) 2018年7月26日