“エモトココロ” の検索結果 – FUJIROCK EXPRESS '24 | フジロック会場から最新レポートをお届け https://fujirockexpress.net/24 FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)を開催地苗場からリアルタイムでライブレポート・会場レポートをお届け! Tue, 13 Aug 2024 04:03:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6 あれもない、これもないフジロック https://fujirockexpress.net/24/p_7583.html Fri, 09 Aug 2024 07:18:03 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=7583 「おかえり!」と声をかけると「ただいま!」と応えてくれる……。前夜祭のレッド・マーキーにやって来てくれたみなさんと、そんな挨拶を交わして集合写真を撮影し始めたのは、2007年ではなかったか。初めてやったときには、オーディエンスがどう応えてくれるか、全くわからなくて、はらはら、ドキドキだったんだが、ものの見事にほぼ全員から「ただいま!」と返ってきたときにはめちゃくちゃ嬉しかった。フジロックが、あるいは、苗場が、年に一度、帰省するふるさとのようになっているのを実感したのは、この頃からだったかもしれない。

あれからすでに17年、相も変わらずそんなことを続けている。なにはともあれ、みんなの幸せな顔を見るのが嬉しいからだ。苗場音頭での盆踊りが一段落して、花火が上がったあと、レッド・マーキーの入口のテープがカットされると、この1年間、フジロックを待ちわびていた人達が、文字通り、堰を切ったように雪崩れ込んでくる。そして、DJ MAMEZUKAの絶妙な選曲で回されるレコードからあふれ出る音の洪水をかぶる彼らの幸せな表情ったら……ありゃあしない。それに魅入られた関係者や噂を聞きつけた出演者までもが、ステージからその光景を記録しようとカメラを構えている。どうやら、運営本部でもその様子が映像で確認されているようなのだが、ちっぽけなモニターで見るのと、現場にいるのとでは大違い。実際にそれを目の当たりにしてほしいと呼び出したのが、昨年までグリーン・ステージを担当していた、主催者スマッシュの新社長、佐潟氏。それに応えてわざわざやって来てくれた彼が「確かに、そうだね。実際に見ると……」と、口にしてくれたのが嬉しかった。

加えて、今年はステージ袖に腰をかけて、最初のバンド、USを待ちわびていたのが、フジロックを生み出した日高大将。言うまでもなく、彼の写真をフィーチャーして2021年に制作した「Wanted(指名手配)」Tシャツには「彼が最前線に戻ってほしい」という願いが込められていた。かつてfujirockers.orgが作ったTシャツで、これが桁違いのセールスを記録したのはなぜか? 多くのフジロッカーがそんな思いを共有していたからに違いない。嬉しいことに、昨年はクリスタル・パレスやどん吉パークに彼が出没。体調がすぐれないと耳にしていたにもかかわらず、今年はレッド・マーキーからグリーン・ステージにも姿を見せている。しかも、彼が惚れ込んだというUSのライヴを楽しんでいる姿を目撃したのは少なくとも2回。ひょっとしたら、それ以上足を運んでいたのかもしれない。

コロナ禍以降、なかなか本来のフジロックが戻ってこないことに苛立っているフジロッカーが多いことは百も承知だ。それでも、ここにいるだけで幸せを感じていた。奥地のカフェ・ドゥ・パリもストーンド・サークルもない。ジム・ウェストを中心に集まってきたDJたちがお気に入りの音楽を楽しむブルー・ギャラクシーは復活したものの、あの周りにあったワールド・レストランは見る影もない。昔からのフジロックを知っている人間にとってみると、かなり寂しい景色にも映る。それでも、「なにやら幸せ」な自分がいるのだ。どこかで読んだ記事に「フジロックで飲むビールがめちゃ旨い」というのがあったんだが、実にその通り。なにを食っても、なにを飲んでも、ここにいることでその全てが格別なものになっているのに気付くのだ。

何度もやってきている常連にとって、フジロックは盆と正月が一緒になった、里帰りのようなもの。懐かしい友や仲間に再会できる場所でもある。年に一度、ここでしか再会しない友人だって珍しくもない。それでも、どこかで同じような世界を引きずりながら生きていることを互いに確認したり、旧交を温めることになる。しかも、初めて出会っても、どこかで繋がっているような感覚に陥ることも珍しくはない。そして、この1年を振り返りながら、あ〜でもない、こ〜でもないと会話が続いていくのだ。

この1年でフジロックに馴染みのある人たちもこの世を去っている。そんな仲間やアーティストのことが頭をかすめるのも仕方がないだろう。そんなひとりがチバユウスケ。今年、1998年の「地面が揺れた」伝説のフジロックから、スタッフが記録し続けた彼の写真をフジロッカーズ・ラウンジで展示したのは、そんな勇姿が我々に焼き付いていたからだろう。土曜日にクラフトワークが、昨年亡くなった坂本龍一への敬意を示すように「戦場のメリー・クリスマス」を奏でて、「Radioactivity」への導入部のように使ったのが話題になっているが、彼も苗場に姿を見せたアーティストのひとりだった。

Photo by MITCH IKEDA

フジロック・エキスプレスの更新作業に使う本部テントの準備と取材活動のために、精鋭スタッフと共に苗場入りした火曜日、新たな訃報が飛び込んでいた。作業を終えた夕方、UKロックの源流と言っていいだろう、ジョン・メイオールが亡くなったことを知る。ご存知の方も多いだろう。彼の次男が、フジロックの第1回目から最重要スタッフとして行動を共にしてきたスマッシュUKのジェイソンであり、幾度となくDJとして、あるいは、ザ・トロージャンズというバンドを率いて出演してきたギャズは長男。いわば、ふたりともフジロックを語るときに欠かすことができない人物となっている。彼らにどんな言葉をかければいいのか……、かなり戸惑っていた。実の父親が他界したのだ。彼らが現場を離れても誰も文句は言えないだろう。が、ジェイソンは黙々とフェスティヴァルの準備に奔走し、少し遅れてやって来たギャズには予定通りにツアー続行することを告げられる。

規模で言えば、比較の対象にはならないことは百も承知なのだが、フジロックを触発することになった英国のグラストンバリー・フェスティヴァルに繋がる不思議な縁がメイオール親子かもしれない。後者の主催者で会場となる農場の主、マイケル・イーヴィスが大きな影響を受けたのは1969年に開催されたバース・ブルース・フェスティヴァル。そこで演奏したジョン・メイオールとブルース・ブレイカーズを見て、「自分もフェスティヴァルをやりたい」と思うに至ったと。今ではその中心人物として全てを仕切っている末娘、エミリーが口にしている。しかも、そのライヴのステージ裏にいたのが、まだまだガキンチョだったギャズとジェイソン。ずいぶんと大人になった彼らがフジロックで最もフェスティヴァル的要素を凝縮したパレス・オヴ・ワンダーからブルー・ギャラクシーの顔のような存在となっている。

1970年に始まったグラストンバリーは今年で54年目となり、1997年に始まったフジロックは、ちょうどその半分の27年目。苗場での開催が始まった1999年から25年の節目となることが今年は話題になっているのだが、フジロックのルーツと言ってもいい、アトミック・カフェ・ミュージック・フェスティヴァルが産声を上げたのは1984年と、40年前にさかのぼる。というので、あの時、スタッフとして関わった身として、今年はジプシー・アヴァロンで続けられているアトミック・カフェのステージに立って、当時の話をしている。

あれから、とてつもない時間が過ぎ去ったように思う。その間に多くの友達や仲間に関係者がこの世を去り、フジロックが始まった頃にはまだ40代そこそこだった筆者も、すでに高齢者となっている。今年、グラストンバリーの主催者、マイケルが車いすに乗ってザ・パークと呼ばれるステージに姿を見せている一方で、フジロック生みの親、日高大将は杖を片手に前夜祭のレッド・マーキーやグリーン・ステージに立っている。かつてのようにジープで会場内を走って、動き回っていた彼らを見られないのは残念だが、世界の西と東で目撃したこの光景は彼らの想いがそのままフェスティヴァルとなっているんだろうと思わせていた。

なにやら表向きには順調に復活しているように見えるかもしれないフジロックだが、さて、どうなんだろう。確かに、主催者からは「来年はあります」と耳にしているし、今年も会場を離れるときに見たゲートには、その日程が発表されていた。しかし、その言葉の裏に「再来年はわからない」というニュアンスを感じていた。なにせ、異常とも思える円安のピークが開催期間中。ギャラの支払いはドル建てが原則なので、おそらく、海外からやって来た出演者に支払われる金額が想定よりも遙かに膨らんでいるはずだ。加えて、チケットのセールスも全盛期から比較したら、貧しかったと聞いている。チケットが値上げされているといっても、利益が出ているとは考えられない。

だからなんだろう、どこかで唐突にフジロックがなくなってしまうのではないかという危惧感は拭えない。なんの前触れもなく、消え去ってしまうような怖さも感じているのが正直なところ。でも、もちろん、そうなって欲しくない。なぜなら、想像できないのだ。年に一度帰る故郷がなくなることは。フジロックのおかげで知り合ったり、仲良くなった友人たちと再会できる機会が失われるのには耐えられないように思う。

初めてここに来た人達はどうだった? 同じように感じる? また、来年もやってきたいと思った? もし、そうでなかったら、フジロックの魅力が失せているってことなんだろう。もし、そうだったら、フジロックがこれでも他に類を見ない野外コンサートではなく、フェスティヴァルと呼ぶにふさわしい存在だということを証明してくれているようにも思う。でも、かつてのフジロックを取り戻したいという想いは変わらない。

今回、嬉しかったことのひとつは、会場で、かつてワールド・レストランと呼ばれる場所で中心となって動いてくれていたエチオピア人の仲間、ソロモンを見かけたこと。なんと7年ぶりに来た彼がなにを思ったか? ひょっとして、また、彼を核にワールド・レストランのような趣を復活させてくれないだろうかと期待してしまうのだ。そして、もうひとつ嬉しかったのが、何年ぶりだろう、戻ってきてくれたジーンズのリーバイス(Levi’s)。初期のフジロックでコンスタントにサポートしてくれていた彼らが戻ってきてくれた背景に、昔のスタッフが関わっていることに驚かされていた。

さて、そんな今年の会場内外での顛末を伝えてくれたのは以下のスタッフの数々。会場で一生懸命動いてくれた彼らに感謝して、そして、また、ここに集まってきたみなさんと再会できることを祈って、〆の文章を終えようと思う。ありがとうございました。

■日本語版
森リョータ、阿部光平、丸山亮平、あたそ、阿部仁知、イケダノブユキ、石角友香、梶原綾乃、三浦孝文、若林修平、Asakawa Maho、東いずみ、越川由夏、泉みや、Eriko Kondo、YAMAZAKI YUIKA、渡辺紗礼、こっこ、ヌー子、浅野凜太郎、井上勝也、エモトココロ、堅田ひとみ、粂井健太、古川喜隆、小林弘輔、佐藤哲郎、白井絢香、suguta、髙津大地、HARA MASAMI(HAMA)、平川啓子、前田 俊太郎、松藤 万里子、ミッチ イケダ、宮田遼、安江正実、リン(YLC Photography)

■E-Team
Nina Cataldo、Jonathan Cooper、Park Baker、Sean Scanlan

■フジロッカーズラウンジ
mimi、obacchi、SEKI、yamato

■ウェブサイト制作&更新
平沼寛生(プログラム開発)、迫勇一、坂上大介

■スペシャルサンクス
三ツ石哲也

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フジロックの多様性(その2)~UKギターロックの歴史を辿る【フジロック3日目まとめ】 https://fujirockexpress.net/24/p_6796.html Mon, 29 Jul 2024 09:25:54 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=6796 この日は朝イチで森大翔。まだ20代前半のギタリスト/シンガーソングライターである。JPOPのマナーに則りつつ、ファンク、ブルース、ハードロックを自在に往来して、すさまじいテクニックをみせつけた。すごい才能をみたという感が強い。

グリーンステージではNO PARTY FOR CAO DONGは大勢の人たちが集まって盛り上がっていた。地元・台湾からもたくさん来ているのだろう。こうしたダークでヘヴィな音楽が台湾で人気なんだということを知る。海外で日本のバンドのライヴをみるのは特別感があるけど、台湾からみれば外国の、しかも高原で好きなバンドをみるというのは特別な体験だろうし、その様子をみる我々にとっても特別な経験となる。

来年に解散が決まっていて、これがフジロック最後のライヴとなるESNE BELTZA。スクリーンにはバスク語で「さよなら」という言葉も映っていた。しかし、そうした湿っぽさは一切感じさせず、お客さんたちを楽しませる、踊らせることに徹したステージは圧巻だった。

ESNE BELTZAが終わって急いでアヴァロンに駆けつけて夏川りみの最後2曲だけ観ることができた。BEGINのカヴァーで“島人ぬ宝”、そしてこちらもカヴァーで“花〜すべての人の心に花を〜”。どちらも知られている曲で沖縄らしさが伝わってくる。ちょうど雨が降ってきたところで、夏川りみの美しい歌声は周りを和ませ、癒す。

レッドマーキーへ移動してWEEKEND LOVERS 2024 “with You” LOSALIOS / The Birthdayを観る。レッドマーキーはすごい混雑。最初はLOSALIOSがでてきて中村達也の奔放で豪快なドラムを聴くことができた。さらにミッシェルガン・エレファントの“CISCO”を演奏しレッドマーキー内は大盛り上がり。「シスコ!」の大合唱が起きた。後半はThe Birthdayがでてくる。ゲストヴォーカルでTHA BLUE HERBのBOSS THE MCとYONCEが登場。彼らの歌や演奏、それを見守るお客さんたちからチバユウスケとフジロックのつながりを感じさせたステージだった。

ところ天国の筍亭で昨日に引き続き鈴々舎馬るこの落語を観る。古典落語の「初天神」を現代風に改変。中学受験を控える娘と糖質制限ダイエットをおこなっている父親との話に置き換えて巧みな噺を作りあげていた。自分にとっての前半はここで終了。日本の新進ギタリスト、台湾のポストロックバンド、バスクのジャンルごった煮バンド、沖縄の歌姫、チバユウスケ追悼、落語家……と半日でこれだけのものを網羅しているのはフジロックならではだろう。

そして、ここから後半がUKギターロックの歴史を辿る旅となる。まずは、ホワイトステージでTHE JESUS AND MARY CHAIN。やる気のない感じは彼らの通常運転である。音も小さいし、謎の女、レイチェルはでてくるし(ジム・リードのパートナーらしい)、この気怠い感じこそがシーザス&メリー・チェインなのだ。

レッドマーキーに移動してFONTAINES D.C.。まだ若いアイルランドのバンドである。若いだけあって勢いあるし、新鮮で充実したライヴをみせてくれた。ジーザス&メリー・チェインの枯れた感じとの落差がすごい。お客さんもたくさんいて盛り上がっていた。

続いてRIDEをレッドマーキーで観る。名盤『Nowhere』もう30年以上も前のことなのだ。轟音ノイズが響くのだけど優しく上品なのがRIDEの特徴である。当時を懐かしむ人、新たに体験する人が入り混じって彼らの音に身を委ねていた。

RIDEが終わると急ぎ足でグリーンステージに向かう人がたくさん。NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSがこの日のヘッドライナーである。THE JESUS AND MARY CHAIN、RIDE、OASIS(NOEL GALLAGHER)とアラン・マッギーのクリエイション・レーベル出身のバンドであり、今さらだけど、クリエーションってすごかったんだと感じる。アラン・マッギーの伝記映画『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』はイマイチの映画でしたが。話は戻って、ノエルの前半はソロの曲、後半はオアシスの曲と完全に割り切ったセットリストだった。Joy Divisionの“Love Will Tear Us Apart”のカヴァーはマンチェスターつながりということなのだろうか。マンチェスター・シティのロゴを飾るだけでなく、ソロツアーに続いてマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の半身パネルを持ってきたくらいのマンチェスター愛を感じさせる。アンコールはオアシスの名曲の連打、そしていつものように“Don’t Look Back in Anger”の大合唱で締めくくる。それが3日目のトリがノエルでよかったと感じさせる終わり方であった。もちろんフジロックは別のステージでまだまだ続く。

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ENG: NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS https://fujirockexpress.net/24/p_6974.html Sun, 28 Jul 2024 23:10:53 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=6974 Noel Gallagher’s High Flying Birds (NGHFB) played a 1.5-hour set beginning at 9:10 PM on the last day of Fuji Rock 2024. Gallagher recently entered a new phase as both a musician and songwriter, notable in his latest album, “Council Skies,” which embraces the theme of “returning to roots.” This was evident in their setlist, which traversed between recent songs back to Oasis classics, creating a nostalgic journey. A whimsical theme of flowers adorned the stage, featuring beautiful fauna displays like sunflowers, orchids, and hibiscus. Before the show, a Manchester United stand with a cardboard cutout of a bald man (who is he? I’m no soccer fan to know!) stared out at the audience for 30 minutes and throughout the show, adding a quirky touch. The band never brought up the significance of the Manchester stand, which contributed to their set’s mystique.

The lineup included Noel Gallagher (Vo/Gt), former Oasis members Gem Archer (Gt) and Chris Sharrock (Dr), and session pianist Mike Rowe (Key/Pf). They were joined by Russell Pritchard (Ba/Cho), Jessica Greenfield (Key/Ma/Cho), a support keyboardist, three backing vocalists, and occasionally a three-piece horn section—making it the largest ensemble NGHFB has ever had.

The members walked on stage to the sound of John Paul Jones’ “4-Minute Warning,” before kicking off the show with “Pretty Boy” from “Council Skies.” The title track, “Council Skies,” followed, showcasing a new sound with tropical rhythms and a relaxed groove. Tracks like “We’re Gonna Get There in the End” and “Open the Door, See What You Find” brought Gallagher’s signature Britpop melodies, compelling the audience to sway along. Visuals perfectly matched each song, from 90’s romantic music video footage to 70’s-inspired flower power cartoons.

Three songs in, Gallagher greeted the crowd with a simple “Hello,” which the entire audience echoed back. “You good?” he continued in his very British manner, before diving back into the music with a guitar change. Around 45 minutes into the set, a brief heavy rain shower reminded the crowd of the classic Naeba atmosphere without dampening spirits.

Gallagher engaged the crowd with a cheeky, “So I assume we’re all Oasis fans, yeah? Then this will go well,” before playing “Going Nowhere.” This second half of the set was a treat for Oasis fans, featuring an array of beloved tracks. Fan favorites like “Whatever,” “Half The World Away,” “The Masterplan,” and “Little By Little” had the crowd singing along joyfully. Gallagher played and sang Joy Division’s “Love Will Tear Us Apart,” with him announcing, “This is our last song.”

Despite Gallagher’s declaration, everyone knew an encore was imminent. After a brief departure, NGHFB returned to perform “Stand By Me,” “Live Forever,” and finally, “Don’t Look Back In Anger.” Notably, the set didn’t include “Wonderwall,” a surprising omission that left the audience intrigued, yet, satisfied.

Noel Gallagher’s return to Fuji Rock after nine years was heartfelt for many, who were seen in the crowd (and on the big screen) with tears in their eyes. His 2024 set reaffirmed his place in rock history and provided fans with a memorable experience that meshed Gallagher’s own musical roots and the new direction that his band is heading.

Set List:
01. Pretty Boy
02. Council Skies
03. We’re Gonna Get There In The End
04. Open the Door, See What You Find
05. You Know We Can’t Go Back
06. We’re On Our Way Now
07. In the Heat Of The Moment
08. If I Had A Gun…
09. AKA… What a Life!
10. Dead In The Water
11. Going Nowhere (Oasis cover)
12. Talk Tonight (Oasis cover)
13. Whatever (Oasis cover)
14. Half The World Away (Oasis cover)
15. The Masterplan (Oasis cover)
16. Little By Little (Oasis cover)
17. Love Will Tear Us Apart (Joy Division cover)
─ENCORE─
18. Stand by Me (Oasis cover)
19. Live Forever (Oasis cover)
20. Don’t Look Back in Anger (Oasis cover)

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NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS https://fujirockexpress.net/24/p_851.html Sun, 28 Jul 2024 16:00:29 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=851 昨年12月に行われたノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(以下NGHFB)のジャパンツアーは、東名阪4公演全てがソールドアウト。新たなフェーズに突入しつつあるノエル・ギャラガー(Vo/Gt)の現在はミュージシャンとしても、ソングライターとしても、(何度目かの)円熟期に入っている。そのキーとなっているのは、最新アルバム『Council Skies』のテーマ「原点回帰」だ。昨年の単独ライブは、直近の曲から始まりオアシス時代まで時を遡るようなセットリストになっていて、その流れはまさに“原点”に“回帰”していく物語のようだった。そして、この日のヘッドライン・ステージもまた「原点回帰」なライブだった。

21時10分、ジョン・ポール・ジョーンズ(レッド・ツェッペリン)の“4-Minute Warning”をBGMにメンバーたちが入場。メンバーは、ノエルをはじめ、元オアシスのゲム・アーチャー(Gt)とクリス・シャーロック(Dr)に、同じく元オアシスのセッション・ピアニストだったマイク・ロウ(Key/Pf)、そしてNGHFB初期からツアーに参加していた元ザ・ズートンズのラッセル・プリチャード(Ba/Cho)。さらには前回のツアーから参加しているジェシカ・グリーンフィールド(Key/Ma/Cho)に、サポートのキーボーディスト1名と、コーラス隊が3名の10人編成。加えて、曲によってはホーン隊3名も登場するので最多13人編成、これはおそらくNGHFB史上最多人数の編成だ。

そんな豪華絢爛なバンド編成によるライブは、『Council Skies』からドラムマシーンのビートとダークさが感じられる“Pretty Boy”でスタート。続く最新アルバムのタイトルトラックでもある “Council Skies”はノエルにとっては新機軸のサウンドデザインで、トロピカルなリズムにビートとサウンド、そしてそこに生まれる緩やかなグルーヴが心地良い。NGHFB以降のノエル節全開の“We’re Gonna Get There in the End”や“Open the Door, See What You Find”からは、どちらもブリットなグッドメロディで、どうしても体を揺らさずにはいられない。

と、ここまで『Council Skies』からの曲が続いたが、ここからは新旧そして緩急のある展開をみせる。疾走感が心地よいギターロックの“You Know We Can’t Go Back”に、しっとりとしたバラードソングの“We’re On Our Way Now”と続き、“In the Heat of the Moment”ではノエル流ダンス・ポップ・チューンにオーディエンスを踊らせた。NGHFBも原点回帰するならば”If I Had A Gun…”や “AKA… What a Life!”も外せない。”If I〜”ではシンガロングも起き、”What a Life!” ではしっかりオーディエンスを踊らせ、改めて初期曲の人気の高さを感じさせる。ノエルとマイクだけを残し、他のメンバーが退出すると、まるでオーディエンスの昂った気持ちを落ち着かせるように、改めてノエルの天才っぷりを思い知らされる超名曲“Dead in the Water”をアコースティックスタイルで広大なグリーン・ステージに鳴り響かせる。曲が終わると、自然発生的に大歓声と拍手が湧き上がった。

この日のノエルはいつも以上にMC少なめで、口に出しても「ハロー」や「センキュー・ベリー・マッチ」くらいだったのだが、ひとつだけ印象的なやり取りがあった。客席最前列にサングラスをかけ “リアム立ち” をしていたファンに対して、「お前は(リアムの)スパイか?」といつものプチ毒舌を放っていた。そのあまりにノエルらしい毒舌っぷりに、特に機嫌が悪いわけじゃなかったんだなと少しホッとした。こういう瞬間はノエルのライブならでは。

しばしの静寂を挟み、みんな待ってましたのオアシスタイムに突入する。いつものライブならオアシス曲は演っても3,4曲くらいなのだが、今回のツアーでは全く惜しまず、しかも畳み掛けるように披露した。まずはB面曲集から“Going Nowhere”と“Talk Tonight”。“Going Nowhere”は今回のツアーで多くの会場のセットリストに組み込まれているのだが、書来ているのが必ずしもファンだけではないフェスティバルにおいては、初めて聴いたファンも多かったかもしれない。そんなファンへのプレゼントか、13人編成の強みを活かした新アレンジによる “Whatever”から始まり、“Half The World Away”、“The Masterplan”、“Little By Little”とシンガロング連発の時間はファンにとって最高の時間だった。本編ラストはおそらく日本初披露となる、同郷マンチェスターのポスト・パンクバンド、ジョイ・ディヴィジョンの名曲“Love Will Tear Us Apart”で締めた。

まだまだ物足りていないオーディエンスから、アンコールを催促するハンズクラップ音がグリーンの空間を充満する。間も無くメンバーたちが再登場すると“Stand By Me”を披露。全力でシンガロングしきったという満足感が残る中、ノエルのアコギの音と共にアンビエントなイントロで始まったのが“Live Forever”。グリーン・ステージ全体に響き渡る美しいアレンジによるサウンド、包み込むようなノエルのヴォーカル、無数の羽が舞う背景映像、それらがすべて合わさって、グリーンをスペシャルな空間に仕立てあげた。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ、9年ぶりのフジロックでのライブは、過去2回の出演時よりも、穏やかで温かくて優しいライブだった。そのラストを飾るのは、ロック界を代表するアンセム“Don’t Look Back In Anger”だ。オアシスファンにとって、ファンの皆と共に大合唱することの幸せを教えてくれたのはこの曲で、その曲がいつしか「オアシス/ノエルの歌」でなく「みんなの歌」になったことの喜びは、ファンにとっての大事な宝物である。だからこそ、ここ苗場で僕らは全力で歌うんだ───と、そんなことを再認識できたこの日のライブは、僕らにとっての「原点回帰」だったような気がする。

<セットリスト>
01. Pretty Boy
02. Council Skies
03. We’re Gonna Get There In The End
04. Open the Door, See What You Find
05. You Know We Can’t Go Back
06. We’re On Our Way Now
07. In the Heat Of The Moment
08. If I Had A Gun…
09. AKA… What a Life!
10. Dead In The Water
11. Going Nowhere (Oasis cover)
12. Talk Tonight (Oasis cover)
13. Whatever (Oasis cover)
14. Half The World Away (Oasis cover)
15. The Masterplan (Oasis cover)
16. Little By Little (Oasis cover)
17. Love Will Tear Us Apart (Joy Division cover)
─ENCORE─
18. Stand by Me (Oasis cover)
19. Live Forever (Oasis cover)
20. Don’t Look Back in Anger (Oasis cover)

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Bryan Burton-Lewis https://fujirockexpress.net/24/p_1026.html Sun, 28 Jul 2024 08:00:23 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=1026 DIGITALBLOCK DJS (CHOKO&DAIJIRO) https://fujirockexpress.net/24/p_1023.html Sun, 28 Jul 2024 07:51:51 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=1023 DUAL VISION https://fujirockexpress.net/24/p_1022.html Sun, 28 Jul 2024 07:39:54 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=1022 EMIRI https://fujirockexpress.net/24/p_1025.html Sun, 28 Jul 2024 07:37:00 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=1025 Ryooky https://fujirockexpress.net/24/p_1024.html Sun, 28 Jul 2024 07:32:38 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=1024 THE FOREVER YOUNG https://fujirockexpress.net/24/p_981.html Sat, 27 Jul 2024 14:11:58 +0000 https://fujirockexpress.net/24/?p=981