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Posted on 2013/07/26 13:30
  • ライブレポート
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CJ RAMONE

苗場にラモーンパンクの嵐が吹き荒れた!

いよいよ、ラモーンパンクが苗場に轟く日がやってきた!伝説のパンクロックの代名
詞、ラモーンズの元メンバー、CJ ラモーンがフジはグリーンステージの大舞台に初登
場だ!!局所的な豪雨に見舞われた昨夜の思わしくない天気とはうってかわって、カ
ラッと晴れわたっている。そう、これから繰り広げられる熱情的なド直球パンクにお
あつらえ向きの天気とあいなったわけだ。

開演10分前になると、ステージ前方に陣取っているファンが、「Hey, Ho! Let’s Go!!
」コールが巻き起こる。開演時刻ちょうどにCJ・ラモーンと、ソーシャル・ディスト
ーションからサポートとして、ジョニー・ウィッカーシャム(ギター)とデイブ・ヒ
ダルゴ(ドラムス)のスリー・ピースが颯爽とステージに登場した。ステージ真ん前
にソーシャル・ディストーションのドクロロゴに”Gabba Gabba Hey”と書かれたプレー
トを掲げているファンがいた。この布陣、間違いなくタイトなライヴになることを確
信した。

「こんにちは、フジローック!!」とCJが叫び、そのまま「Judy Is A Punk」を投下
した。ずっとステージ前方に陣取っていたラモーン・パンクスが当然のごとくモッシ
ュの嵐を巻き起こす!そして、そのまま立て続けに、誰でも知っている超名曲
「Blitzkrieg Bop(電撃ボップ)」をブチかました!!もう、それはそれはフロアは
モッシュに頭上サーフィンとぐちゃぐちゃな状態に。

その後も、「Cretin Hop」、野球バットで悪ガキをシバき上げる「Beat on the Brat
」、「Commando」、「Psycho Therapy」、「Do You Wanna Dance」、「I Wanna Be
Your Boyfriend」、「Glad to See You Go」、「Carifornia Sun」に「I Wanna Be
Sedated」と激クラシックの嵐にファンは狂喜乱舞している。

「You’re the Only One」をはじめとしたCJ・ラモーン名義の最新作、『Reconquista
(レコンキスタ)』の楽曲群も本日のラモーンズ・クラシックスの中で遜色なくフィ
ットしていた。中でも個人的なハイライトは、今は亡きジョーイ、ディーディー、ジ
ョニーの3名のラモーンズのメンバーに捧げられた感動の曲、「Three Angels」だ。CJ
の伝説のオリジナルメンバーの3名に対するリスペクトと、ラモーンズへの愛をひしひ
しと感じて目頭が熱くなった。

ラストは、モーターヘッドによるラモーンズへのトリビュート・ソング、
「R.A.M.O.N.E.S」とトレードマークであるフラッグがなびき、「Gabba Gabba Hey!」コール
で大いに沸いた「Pinhead」で爽快に本ステージを締めくくった。

このステージを観ていた老若男女、みんながキラキラの青春を謳歌しているかのよう
な満面の笑みを浮かべていた。ラモーンパンクはやはり永遠である。このCJ・ラモー
ンがラモーンズの真の魂を伝承いるからもう大丈夫だ。そう確信させられるライヴだ
った。

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