いつもの場所、いつもの時間のお楽しみ
いつものメンバー、いつもの時間、いつもの場所。そして、毎晩違うゲスト。それがフジロックの苗場食堂で毎晩7時にスタートする苗場音楽突撃隊のライヴ。さらに今年は「いつもの場所」に新たに桟敷スペースが設けられていて、足場の悪かったステージ周辺が一大ホスピタリティ・エリアにパワーアップしていた。
そしてフジロック初日。「いつもの時間」を迎える直前に、にわかに降り出した大雨。大粒の雨に、屋根あり桟敷スペースはお客さんで超満員。…と思って目をやれば、屋根なしのステージ周辺も「いつものお楽しみ」待つお客さんで、いつしかビッシリになっていた。
バンドの核となる「いつものメンバー」はギターの松田文、ベースの井上富雄、そしてドラムの池畑潤二。今年最初に紹介されたのは、朝イチのグリーン・ステージに登場した「ルート・セブンティーン・ロックン・ロール・オーケストラ(以下:ルート17)」から、ホーン隊の田中邦和に青木ケイタ。タフなバンドサウンドに、グッと厚みも加わって、かつ艶やかな空気が苗場食堂周辺を包むと、続いて呼び込まれたのもルート17から、コーラスを務めたミクニ・ドールズ(・の部分はハートマークだ)のゴージャス&ビューティーなKeicot、エミ・エレオノーラ、SAICOの3人。あぁぁ、これがグルーヴっていうものじゃないのかい。
ライブ後半には雨も止み、さらにルート17から呼び込まれたのは「日本一サイコなギター」を奏でる、ヤマジカズヒデ。豪華なバックとの共演でテンションの上がったヤマジ、”TV EYE”でキレッキレ状態。ギターをガンガン叩きながら客席最前列になだれ込み系ダイブをキメている。さらに”テキーラ”(もちろんルースターズ・バージョン)でお客さんの熱狂もピークを迎え、「テキーラ!」のキメを大合唱。
…と、今日の突撃隊はここまで。明日、明後日と「いつものメンバー、いつもの時間、いつもの場所」で、夢の共演はまだまだ続きます。明日のゲストは一体…?乞う、ご期待!
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