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Posted on 2013/07/27 18:20
  • ライブレポート
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SKINNY LISTER

みんなで陽気に「カンパーイ!」

ちょうど開演予定時刻少し前の17:00に会場のカフェ・ド・パリに着いたところ、ちょうどポールダンスのショーが行われていて、妖艶な雰囲気を醸していた。しかもその後はステージ前方で火芸が行われた(火芸の後ろでスキニー・リスターのメンバーがサウンドチェックをしていた)。かの有名なキャバレーのムーランルージュをイメージして作られたというカフェ・ド・パリ。明らかに他の会場とは異世界だ。この異世界で昨晩の前夜祭では大いにフロアを盛り上げた『イギリスで最も忙しいバンド』との異名を持つ、スキニー・リスターのライヴがもうすぐはじまるのだ。

開始予定時刻になると、人がドッとステージ前へ押し寄せてきた。面白い前振りとともに「カンパーイ!」の掛け声とともにバンドメンバーが登場!ローナ・トーマスが可愛らしく「Hello there」とあいさつをすると、イケメンのダニエル・ヘプティンストールが静かに「If The Gaff Don’t Let Us Down」のフレーズを奏ではじめた。ダニエルが踏みならすストンプ・ボックスの軽快なビートが実に心地よい。フロアもピョンピョン飛び跳ねて、楽しさをアピールしている。

ローナが「昨日はほんとに飲みすぎちゃった。でも、初来日なんだからお祝いしなきゃでしょ?」とおどけて、ビールカップを片手に「カンパーイ!」と叫んだ。他のメンバーも缶ビールで応戦する。新曲の「10,000 Voices」がこれまたスキニー節満載の軽快で楽しすぎる曲で大満足!客も手を叩いて、腕を突き出し大盛り上がりだ。

ローナが「今度はみんなが歌う番よ!」とはじまった「John Kanaka」。アコーディオンを奏でるローナの兄貴、マックスウェル・トーマスがここぞとばかりにあおりまくる。会場の全員でサビを歌い上げ、最高潮を迎える。そのまま「1,2!1,2,3,4!!」と「Rollin’ Over」になだれ込んだ。

その後「Seventeen Summers」でマイケル・カミーノが、愛器のウッドベースをかついでステージ下に降りてきて、バーカウンターの上で弾きたおす。この圧巻のたのしすぎる光景にテンションの上がらないものは一人もいない。ラストの「Forty Pound Wedding」の前にローナが「最後の曲は私のパパのパーティー・ジョージが作った曲なの。この曲をやる前にパパに送りたいから写真を撮らせて」とフロアのみんなの写真撮影をして、バンドは渾身の演奏を届け、フロアは満面の笑みでこたえ、大団円を迎えた。

ビールを片手に陽気に酔っ払いたければ、明日のフィールド・オブ・ヘヴンのステージは観逃し、聴き逃し厳禁!明日の15:30はみんなでヘヴンに集合だ!!

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