雨で冷えた身体を温めてくれる激アツハードロック!
本日お昼にヘヴンで大いにクラウドをわかせた、イギリスのハードロックバンド、ジェントルマンズ・ピストルズが本日2回目、最少のハコといえる苗場食堂に登場だ。開演時刻の23:50分を過ぎたが、サウンドチェックがなかなか終わらずはじまる気配がない(前のバンドの機材撤去に時間がかかっていた模様)。少々時間が押して、バンドメンバー4名がビールを片手にステージに登場した。
ボーカルのジェイムス・アトキンソンが、「カンパイ!」と一言かますと、最新アルバム『AT HER MAJESTY’S PLEASURE』からのリードトラック「Living In Sin Again」からライヴがはじまった。元カーカスのメンバーとして有名な、ビル・スティアーのギター・ソロが冴えわたる。「またステージに戻ってこれて嬉しいぜ!雨も降ってないしな!!」と「Comfortably Crazy」のギター・リフをザクザク刻みはじめれば、この小さいハコの周囲の取り巻きも増えていくとともに熱もどんどん高まっていく。ブラック・サバス直系の「Widow Maker」の後、新曲「Searcher」を披露した。AC/DC的ロケンローなリフが実にかっこよく、クラウドが上下に波うっている(計3曲の新曲を披露した。新譜のリリースが近いということなのだろうか)。
ラストということで、デビューアルバムの『GENTLEMANS PISTOLS』から「Lying & Fooling」を大歓声と突き上げられた多くの拳とともにバンドはステージを後にしようとしかけた。だが、鳴りやまないアンコールと拍手の嵐にステージにカムバックした。そして、正真正銘のラストで、お昼のヘヴンでは披露しなかったという「Your Majesty」で熱く本ステージを締めくくった。
ロックはかっこよくて、かっこつけていてナンボというやつだ。ナイン・インチ・ネイルズのライヴの間中降り注いだ豪雨で冷えた身体を温めてくれる激アツロックをジェントルマンズ・ピストルズは披露してくれた。
MORE
-
ライブレポート
TAKKYU ISHINO
オーラス
Posted on 2013/07/29 05:25 -
ライブレポート
Jason Mayall, The Cumbia Kid
Posted on 2013/07/29 05:00 -
ライブレポート
紫ベビードール with JVC FORCE TYO
Posted on 2013/07/29 04:00 -
ライブレポート
SUGIURUMN
Posted on 2013/07/29 03:40 -
ライブレポート
Big Willie’s Burlesque presents Mambo Loco
Posted on 2013/07/29 03:30 -
ライブレポート
音の旅crew
名は体を表す、30分間の音の旅
Posted on 2013/07/29 03:30