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Posted on 2013/07/27 00:30
  • ライブレポート
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ircle

結成13年目のルーキー、躍動!

「俺ら結成13年目の25才……すいません、ちょっとサバ読みました。26才のバンドです。なんとフジロック、ルーキーだって!ようやくルーキーまでたどり着きました。よろしく!」と河内健悟(ボーカル&ギター)がMCしていたように、およそルーキーと呼ぶには相応しくないぐらいのタイトでシャープなサウンドを、ircleはルーキー・ア・ゴー・ゴーに響かせる。叫ぶように歌う河内のボーカルの求心力と、強固なバンドアンサンブルに引き寄せられるように、ステージ前は観客でいっぱいに。そんな観客を見回し、「心の中にある爆発物をあなた方と共有したいと思い、このステージに立っております!」と河内が叫べば、フジロッカーズからは大きな歓声が上がる。

性急なビートで畳み掛ける“2000”から、メロウで叙情的な“嘘つき少年より”まで、彼らの鳴らすギターロックは多様な表情をみせる。結成13年目の「ルーキー」だけあって、サウンドの屈強さと迫力は万全だ。河内の魂が絶叫するような歌声に吸い寄せられるように、ライブ後半にはルーキー・ア・ゴー・ゴーのステージいっぱいに観客が集まっている。息も切れ切れながら、「いずれホワイトステージがグリーンステージか知りませんが、外国の方々を差し置いてメインステージに立ちたいと思います!よろしく!」とMCし、大きな拍手と歓声を呼んでいたircle。フジロッカーズの胸に熱い余韻を残す、衝撃的なステージだった。

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