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Posted on 2013/07/27 23:20
  • ライブレポート
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巽朗(タツミアキラ)

Keep on Blowin'

グリーンステージでビョークをみたお客さんがオアシスエリアへと移動する頃、苗場食堂に登場したのは巽朗(タツミアキラ)。ご存知、2008年に惜しまれつつも解散した大阪出身のスカバンド、デタミネーションズのソプラノ・アルトサックス・プレイヤーだ。

クリスタル・パレスではなく提灯の下がる苗場食堂でこの手の音楽を聴くというのは、やっぱり新鮮だ。スーツにハットでビシっとキメた服装もなんだか浮いているようにも見える。ただ、そこは場所を選ばずに音楽を奏でられるアーティストと、それを楽しめるフジロッカーズ。日中に降った雨でぬかるんだ足元を気にする様子もなく、サックスの奏でる音に身体を委ねていた。その後も、初のソロアルバム『Keep on Blowin’』からの楽曲やカバー曲など、レゲエ、ロックステディ、スカ…と、自身のこれまでのキャリアを惜しみなく発揮するかのような選曲で観客を温めていった。

最後は映画『ミッション・インポッシブル』のテーマ曲のSKAアレンジで、苗場食堂の盛り上がりは最高潮に。観客から「もう一回」コールがおこると、照れたような顔で「アンコールがくるとは思わなかったなぁ」と、「TAKE TEN」でライブを締めくくった。

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