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Posted on 2013/07/29 02:45
  • ライブレポート
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JAMIE XX

心の準備

The xxとして2度目の、また、ジェイミー・XXとしても2度目のフジロック出演を果たした、ジェイミー・スミス。ジェイミー・XXとして出演したのは2011年のプラネット・グルーヴだったが、今回は最終日のサンデイ・セッションに登場となる。ついさきほどまで、ホワイトステージのヘッドライナーとしてライヴをおこなっていたわけだが、そのライヴのMCでグリーンステージのヘッドライナーであるザ・キュアーに対するリスペクトの発言を多数しており、ザ・キュアーを少しでも観ることができたのかは気になるところ。

The xxがホワイトステージのヘッドライナーになった要因はさまざまあると思うけれど、ジェイミー・スミスがプロデューサーとしても頭角を現してきたことは外せない。そんなThe xxの頭脳が、日頃、どのような音楽を聴いているのかを目撃することができるのがこのステージである。

ダブステップをかけるのかと思っていたが、終始チルアウトな曲がスピンされていた。踊るというより、じっくりと聴かせるDJだ。なので、マーキーの後ろはたくさんの人がイスに座りながら、心地良さそうに寝ていたし、前の方もゆらゆらとゆれているオーディエンスが多い。深夜のマーキーによくいる、奇声を発するオーディエンスなど皆無だった。終始、ゆったりとした、フジロックの終わりに向けて、心の準備をさせるかのような1時間だった。

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