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7/25 FRIGYPSY AVALON

NGO ヴィレッジトーク 【コレカラを生きよう~東北テシゴトの現場から~】

物資ではなく生きがいを

初日のアバロン、NGOヴィレッジトークには、今年のテーマ「被災地支援」から大槌復興刺し子プロジェクトさんと、ワークショップ支援チーム”つくるプロジェクト”さんが壇上に上がっていました。2011年3月11日からもう3年。少しずつ震災の記憶が薄れてきてしまっている人もいるかもしれませんが、被災地支援はまだまだ続いています。お話を聞いていて印象に残ったのは、被災地のお年寄りがやることがないまま避難所にいると「ただいるだけで迷惑になる」と感じたり、亡くなった人のことばかり考えてしまうということ。何か仕事があれば、それが生きがいになり、収入や雇用にも繋がっていくということでした。刺し子や毛糸でお花を「作る」ということがお年寄りたちを、東北を元気にしているのです。大槌復興刺し子プロジェクトのテーマは「魚ではなく釣り竿を届けよう」。物資ではなくそれを生み出すものを提供していこうという意味だそうです。3年が経ち、支援の形も変化してきているようです。

手仕事の現場では、ただ物資を送るだけでは感じられないような、様々なつながりやきずなが生まれているそうです。もし、フジロックをきっかけに自分に出来ることはないかな?とまた考えはじめた人は、直接プロジェクトをお手伝いすることもできるし、商品を購入することで応援もできます。まずはNGOヴィレッジのブースを訪れてください。難しく考えずに、単純にかわいい刺繍やアクセサリーが売ってるな、でもいいと思います。東北のおばあちゃんたち、そしてそれを支える人達の笑顔が見えるような商品が並んでいますよ。そして、気軽にブースの人達とお話してみてください。きっと自分にできること、楽しく続けていけることが見つかると思います。

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