BIG WILLIE’S BURLESQUE FUJI REVUE
宙を舞う下着とおなじみウィリー
フジロックではお馴染みのビッグ・ウィリーズ・バーレスク。今年はどんな演奏を見せてくれるのか…。カフェ・ド・パリで司会者の呼びかけで観客がビッグウィリーコールを起こす。待たせることなく颯爽と登場するバンドメンバー。ドラムのウィリーが「ミナサンゲンキ?」と呼びかけると歓声があがる。振り返ると既に多くの観客が入っていた。満杯では無いが9割は埋まっていると言えよう。
ベースとドラムが早速リズミカルな演奏を始める。そのビートの上でフルートの音色が踊る。次の瞬間あの名曲のフレーズが鳴った。レッド・ツェッペリンの”Rock and Roll”だ。そこでこのバンドの目玉と言っていいでしょう、ダンサー登場!会場から歓声が飛ぶ。続々と増えるダンサー。ついに全員登場。曲にあわせてダンサーが一枚ずつ脱いでいく。もちろんその度に歓声があがる。曲の最後にはブラジャーも外した。いわゆるトップレスと言われる状態だ。いや大事なところは星形のシールで隠れていた。最初の一曲で観客は大きな盛り上がりをみせた。色々な意味で…。
しかし会場は別に男性だらけではない。女性も割といた。キーボードが次の曲のフレーズを弾き始める。それに対してベースのデビッドが「ツギハエライヒトノキョクデス!」という。キーボードのフレーズは『エリーゼのために』だった。テンポの速いジャズアレンジで観客も体を揺らしだす。次の曲になると再びダンサー登場。演奏中にダンサーがウィリーを挑発しだす。脱いだ服は基本的にウィリーに当たるように放り投げる。その度にするウィリーのリアクションがとても面白い。観客も笑っている。一連の流れで演奏が止まることは無い。
ダンサーの脱ぎ方にも様々なバリエーションがある。下着姿の上にたくさんの風船をつけていてそれをひとつずつ割っていったり、ストーリー性があったりするのだ。見ていて飽きない。演奏自体ものれるものが多く楽しめる。観客もダンサーが出ない曲であろうと踊っていて、前列から引き返してくる人はいなかった。やはり演奏そのものも魅力的なバンドだ。見ておいて損は無いだろう。何故ならこのバンド、明日も、明後日も出演するのだ。まだ見たことが無い人は一度経験するべきだろう…。
posted on 2014.7.25 14:30
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