MOREFUNAREA REPORT7/28 SAT 会場全域
7/28(土)のできごと。
一人モアファン、前乗りスタッフのフジバカ日誌
7/28(土)台風12号襲来
フジロック二日目、この日もスタートはピラミッド・ガーデンから。小雨が降り続け「やっと雨が降ってくれた!」と思ってしまったのは僕だけじゃないはず。ずっと苗場にいた設営スタッフもそう感じたのではないでしょうか。これで少しは涼しくなるな、と思ったけれど… 自然はそんなに甘くはありませんでした。
小雨の中で行われたヨガ・ワークショップは人の数もまばらでしたが、コトリンゴのライヴがスタートする頃には大勢の人で埋め尽くされました。爽やかな声と涼しい風がピラミッド・ガーデンの無数の旗を揺らしました。
その後はフィールド・オヴ・ヘヴンに移動。インスト・バンドtoconomaの撮影です。僕はこのバンドが2016年朝霧JAMに出演するもっと前から撮っていました。いつかフジロックに… と思っていただけに今回の出演はとても嬉しかったです。ライヴ後、バックステージでギターの光太郎くんとピアノの西川くんが泣いていたのを見てもらい泣き。バンドっていいな、音楽っていいね。
そして、アヴァロンでアトミック・カフェのトーク、巻上公一とPIKAを撮り終え、可愛い子を見つけてパチリ。駆け足でレッド・マーキーへ移動。大注目の多国籍インディー・ポップ・バンドSUPERORGANISMの撮影です。レッドは超満員御礼、ステージの外にも人!人!人!ライヴは期待した通りとても楽しいものでした。
更新作業と休憩を挟んでからは苗場食堂で行われた雅楽の撮影です。ロック・フェスらしからぬ(?)厳かな雰囲気で貴重なものを観ることができました。
だんだんと、この時間くらいから小雨が雨に、風が強風に変わっていきました。僕はテントで一旦休憩し、23時頃プライベートでアンフェアグランドに行ったのですが、帰るころ0時くらいには完全に台風の影響だな、と感じることができるほどの雨風。再びテントに戻るとキャンプサイトで多くのテントが揺れ、またしっかりとペグダウンしていないテントは飛ばされているのでした。全然眠ることができませんでした。そしてついに、僕のテントもペグが抜け始め、ポールが歪み台風12号の餌食となってしまうのでした。そのときに感じたのは「もしかして明日は中止になってしまうのでは?」ということ。キャンプをしていた人、全員がそう思ったのではないでしょうか。
キャンプサイトのコインロッカー、場外のNプラトーに避難している人もいました。聞いた話ではプリンスホテルに250人もの人が避難したそうです。動線のパーテーション、グリーン・ステージ裏のテントが壊れた…情報が続々と入ってきます。キャンプよろず相談所にもたくさんの人が駆けつけました。
そして一睡もできず、朝の5時を迎えました。
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2日目のあれこれについてはこちらもご覧ください
※一部不適切な表現がありましたので、内容を修正致しました。SUPERORGANISM及び、ファンの皆様、関係者の皆様へ謹んでお詫び申し上げます。
[写真:全5枚]