MOREFUNAREA REPORT8/20 FRI
1日目の出来事まとめ!
Photo by fujirockers.org Text by 阿部光平
Posted on 2021.8.21 11:26
1日目にあったあんなことや、こんなことをまとめました!
前日までの雨予報を覆し、見事な快晴で幕を開けた2021年のフジロック。開催をめぐる賛否両論が渦巻くなか、朝一番のグリーンステージにはゴミ・ゼロ・ナビゲーションのスタッフが登場し、感染対策のオペレーションが行われました。
今年の会場には各所に消毒液が設置されており、オアシスエリアには花王の『WASH YOUR HANDS』ブースが登場。30秒の動画を見ながら効果的な手洗いの方法を教えてもらえたり、スマホを消毒してくれるサービスもあります!
ステージの前方には一定の間隔でマーカーが打ち込まれており、お客さん同士がソーシャルディスタンスを保てる仕様に。また、演奏中は、複数のスタッフが見回りをしており、モッシュ・ダイブ等の接触行為がないか、大声で会話をしていないかなどをチェックしていました。
最初にライブが始まったのはレッドマーキー。トップを飾ったのは2019年はROOKIE A GO-GOに出演し、メインステージへの出場権を獲得したKOTORIの4人でした。この2年で武者修行かの如くライブを重ね、現在もツアー真っ只中である彼らは「このステージのためにつくった」という曲“Anywhere”を演奏。後に語られるであろうフジロックの歴史を彩る新たな1ページとなりました。
ホワイトステージには5lackが登場。兄のPUNPEEがDJを務めるという豪華な布陣でオーディエンスを驚かせたと思えば、途中でGAPPERもステージ上に現れ、PSGの3人で“近未来200X”を披露しました。声を出さずとも、拍手と手振りだけでコールアンドレスポンスが成り立つ様子は、こんなご時世でもダンスフロアは輝きを失わないことを示してくれたのではないでしょうか。
初日のグリーンステージでヘッドライナーを勤めたはRADWIMPS。“前前前世”や“グランドエスケープ”など、代表曲を立て続けに演奏するお祭り感満載なセットリストで会場を沸かせました。中盤にはゲストとして菅田将暉が登場。本当に俳優なのだろうかと思ってしまうほど高い歌唱力で、“うたかた歌”を歌いあげる様子は、初日のハイライトのひとつと言えるでしょう!
出演者も参加者も、そして主催者の胸にも様々な想いがあったであろうコロナ禍でのフジロック。2年ぶりの苗場で音楽やフェスごはん、友人との再会を楽しめる喜びを噛み締めつつ、感染症対策に気を使いながら過ごしているフジロッカーたちの姿が印象的でした。天気も最後までもって良かったですね!
フジロッカーズラウンジではたくさんのメッセージもいただきました。ありがとうございます!2日目も感染症対策を徹底しながら、楽しい1日を過ごしましょう!
[写真:全1枚]