気仙沼で結成されたNPO法人、底上げ。震災関連のボランティアコーディネートをはじめ、仮設住宅での学習支援など幅広い活動を行っている団体です。底上げでは、全国から随時ボランティアを募集中(首都圏でのボランティアも有り)。個人・団体、短期・長期のどちらでも受け付けています。興味のある方は、こちらをご覧ください。
NGO村のブースを訪れると、「3.11(東日本大震災)後、あなたに起こった変化を教えてください」と書いたホワイトボードが。訪れた人に答えを書いてもらっているのだそう。ちょうど取材の時にいたお客さんは、「家族の大切さがわかった!!」と書いていました。これには、底上げのスタッフも大共感。青森出身のスタッフは、3.11後、毎日お母さんと電話するようになったと話していました。
また、スタッフ手作りの3.11の経験から学んだ防災マニュアルの配布もしていました。いざという時のために、自分たちに必要なものをそれぞれ考えて備えをしておいて欲しい、という思いから作成したのだそう。
底上げスタッフの皆さんは本当に元気がよくて、取材の最後には、「ソコアゲーーー!」のかけ声&ポーズを教わって一緒に体験。グリーンステージで底上げの紹介をした時にも披露したそうな。後から「グリーンステージで元気な声が聞こえてきたから来てみたよ」と、ブースを訪れてくれたお客さんもいたのだそう。「底上げ」という名前から既に前向きなパワーは伝わってきていますが、スタッフの皆さんと話をしていると、さらにパワーをもらいます。
東日本大震災から1年以上が過ぎましたが、まだまだ多くの支援が必要です。「具体的にどんな支援が必要なの?」「ボランティアってどんなことをするの?」「何かしたいけれど、何ができるのかわからない」という方は、まず、こちらからお問い合わせを!
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NGO~底上げ~
文・写真:近藤英梨子