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7/24 THU(前夜祭)RED MARQUEE

BLACK KAT BOPPERS

アツいぜロケンロー!!

夜20時スタートで大音量が響きはじめたレッドマーキー。ついに、ついに!フジロック前夜祭のライブが始まった。レッドマーキーは既に満員で、騒ぎたくてたまらないフジロッカーズたちの熱気でどんどん温度が上がっていく。毎年恒例の大集合写真のとき、花房に声をかけられてステージに登場したのが、これからライブを見せてくれるUK発のロック&ブルースバンド、ブラック・キャット・バッパーズ。2013年にデビュー作をリリースしたばかりとは思えない貫禄を見せる彼らは、ギャズ・メイオールやデイモン・アルバーンらも惚れ込んだ、ロカビリー好きならずとも要チェックのバンドだ。

「コニチハ、フジロック!」と黒人シンガーのロイが声を張り上げると、もちろん会場からは大歓声が返ってきた。みんなの顔に笑顔が光って、このときを1年間待っていたよね、と思わずウルっとなる瞬間だった。“Oh My Oh Girl”のイントロがはじまると会場中から手拍子が鳴りはじめ、ロイが歌い出すとさらなる大歓声が上がる。 グイグイ引っ張るベースと軽快なロックンロールのリズム、エネルギッシュなロイの歌声が、一気に観客を引き込む、引き込む!とにかく踊り出してしまう、楽しい音楽なのだ。そして踊りながら歌うロイがとてもチャーミング。大きなヒップをシェイクしてみせたり、小指を立ててマイクをつかんだり、歌に合わせて両手で鳥の形を作り飛ばせてみたり、見ているこちらも笑顔が止まらない。

“Hey Young Lady”ではしっかり観客にコーラスを歌わせ、会場のボルテージは上がる一方!曲の合間に「ロンドンから来たよ!みんなサイコー!」と挨拶し、そのままメンバー紹介へ。「次の曲は最後の曲だけど、3日間ライブをやるから是非見に来てくれ!」としっかりアピールもして、ラストナンバー“Baby My Love Is True”をプレイ。観客は大歓声を上げ、一部ではモッシュが起こっているところもあった。大盛り上がりで約25分のステージを終えると、ロイは投げキッスをしてメンバーとともに去っていった。これぞフジロックというステージに大満足。ただいまフジロック、そして、おかえりフジロッカーズ!

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