オールナイトフジ
朝までダンス!ダンス!ダンス!
フジロックの初日といえば…オールナイトフジ!という方も多いのではないでしょうか?今年も初日からオールナイトで踊り明かしたパーティ・ピープルがたくさんおりましたよ〜!
まず、オールナイトフジのトップバッターを務めたのは、TRESVIBES SOUNDSYSTEM。「Too Cool For Tokyo」というコンセプトのもとに活動する、Satoshi Ostuki、DJ PI-GE、Kikiorixの3人によるプロジェクトで、オールナイトフジ史上初であろう盆踊りからのバトンタッチを見事に成功させしました。まだこの時間は他のステージでもヘッドライナーが演奏中でしたので人もまばらでしたが、終盤にはオーディエンスが続々とオレンジコートに流れてきました。
つづきまして登場したのは、アンビエント・ハウスやプログレッシヴ・ハウスなるジャンルを逸早く確立したことで名高いTHE ORB。どのアルバムも水準が高く、外れがないことでもわかるように、鉄板のDJプレイをしてくれました。後半からのアンビエント感溢れる流れがとくによかったので、もう少し長くやってほしかったのが正直なところ。はやいタイミングでの再来日を期待したいです。
三番手はDJ EY∃こと山塚アイ。オーディエンスもだんだんとヘバッてくる時間帯ではありますが、さすがボアダムズの中心メンバーと言わんばかりの才能あふれるDJプレイ。THE ORBからの流れを壊すことなく、巧みな技でオレンジコートに詰めかけた人たちを踊らせてくれました。
四番手に登場したのはGOLDIE。これは何をおいても最後にスピンさせたNIRVANAの“Smells Like Teen Split”がハイライト。ズンズンと鳴り響く重低音とカートの歌声が深夜のオレンジコートに鳴り響きました。このあたりから地面に寝そべり始める人、テントやホテルに帰る人が増えたように思えます。
五番手は日本を代表するDJ、Ken Ishii。型にはまらない自由なテクノでオーディエンスを踊らせました。なかでもNew Orderの“Blue Monday”が流れたときには歓声があちらこちらで上がっていましたよ。ラストの頃には次第に空が明るくなってきたのも印象的です。
そして、このオールナイトフジのとりを締めくくるのは我らがブライアン・バートンルイス。はっきり言って、この時間まで踊っているパーティ・ピープルたちの体力はオリンピックのアスリート並にすごいのではないでしょうか。オレンジコートにいる人数を数えようと思えば数えられるくらいしかもう残っていませんでしたが、初日からこの時間まで踊り、奇声を上げ、全裸に近いような格好をする人も数名いたり…はっきりいってみんな金メダルを差し上げたいの一言です。
みなさん、お疲れ様でした。ちゃんと寝て、明日もフジを楽しみましょうね。
posted on 2014.7.26 08:00
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