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7/26 SATTHE PALACE OF WONDER

JARIBU AFROBEAT ARKESTRA

妖艶なビートに体を預けて朝を迎えること

日本が誇るアフロ・ビートバンド、ジャリブ・アフロビート・アルケストラがついにパレスに登場する。アフロビートとは、アフリカはナイジェリアにて、サックスの名匠フェラ・クティが考案したとされるビートで、独特の雰囲気を持つ。フジロックの記憶では、息子のシェウン・クティのアクトなどが記憶に新しいが、日本人によるこのバンドでどこまでそれに近づくことができるのか、そんな期待を胸に会場に足を運んだ。

着いたころは開始時間を5分回ったころだった。パレスの中はほぼ満席で、中央はダンスフロアーと化していて、妖艶なビートに合わせ自由に踊る観客でにぎわっていた。ジャリブ・アフロビート・アルケストラが奏でる楽曲は、フェラやシェウンのようなゴリゴリのアフロビートでは無かったが、彼らはちゃんと歴史を消化しているのがわかる。その証拠に、終止観客を踊らせることができている。

ライブ終盤になると、演奏者、観客ともにボルテージは上がっており、もうすぐ日が昇る時間などということを忘れさせられるような盛り上がりを見せていた。

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