号外!号外!20周年をぶっつぶせ!(Smash the 20th anniv.)知ったこっちゃねぇ
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前夜祭を二日後に控えたスタッフ・パーティで用意された20回目のフジロックをお祝いするケーキの運命やいかに
世界中からスタッフが苗場に結集して、フジロックの準備に大忙し。そんな彼らをねぎらうために開かれたささやかなパーティで姿を見せたのが、20回目のフジロックをお祝いする『バースデー・ケーキ(!?』だった。表面に見えるのは、みなさんご存知、フジロックのロゴ。それをデザインしたクリス・ムスト氏が、満面の笑みを浮かべてプレゼン。実にきれいで美味しそう… みなさん大喜び。といっても、小さく切り取られて、集まった人々の胃のなかで粉々になってしまうのは当然。で、率先してこれを粉々にしたのが、フジロックのプロデューサー、日高氏だったのです。
「どうだぁ、ぶっ壊してやった。これがスマッシュなんだよ」
言うまでもなく、Smashとは粉々にする、ぶっ壊す、たたきつぶす… という意味。日高氏率いるスマッシュのこれまでの歴史と言えば、既成概念をぶっ壊して行くこと。そのプロセスで生まれたフジロックは、そんな歴史が凝縮されたものであり、まだまだ『途上』で『現在進行形』なんだろうなぁと推測。
とはいっても、日高氏の決めぜりふはこれね。
『知ったこっちゃねぇ』
さぁ、どうする… って、始まっちゃたよ、今年のエキスプレス。