KAMASI WASHINGTON
今一番ホットなジャズを堪能せよ
フジロック最終日、ここヘブンのトリを飾るのは、新世代ジャズシーンの中でも最もホットなジャズプレーヤーのひとり、カマシ・ワシントンだ。3枚組170分超えという大ボリューム内容のアルバム『The Epic』は世界各地で大絶賛され、昨年のブルーノート東京での初来日公演も成功をおさめている。 演奏時間...
TAGS: FIELD OF HEAVEN LIVE REPORT
フジロック最終日、ここヘブンのトリを飾るのは、新世代ジャズシーンの中でも最もホットなジャズプレーヤーのひとり、カマシ・ワシントンだ。3枚組170分超えという大ボリューム内容のアルバム『The Epic』は世界各地で大絶賛され、昨年のブルーノート東京での初来日公演も成功をおさめている。 演奏時間...
ホワイト・ステージでロバート・グラスパーを見て、次に始まるベビーメタルに後ろ髪をひかれながら、悩んだ挙句にやって来たフィールド・オブ・ヘブン。超満員のホワイト・ステージに比べるとまだ余裕がある。前方では熱心なファンが柵にかじりついている。待っているのはジャマイカ出身で伝説のギタリスト、アーネスト・ラ...
日が陰って過ごしやすい気温になってきた夕刻のフィールドオブヘブン。ヘブン全体に集まってきた観客の人数が、これから登場するソウルシンガー、リオン・ブリッジスへの注目度の高さを物語っている。去年「サム・クックの再来」と騒がれ、一躍世界が注目するアーティストとなったリオン。デビューアルバム『 Coming...
fox capture planがさわやかなライヴをして去っていったあと、日差しはジリジリと肌を焼いてくる。 運営の人が水を撒いてくれたけど、すぐ乾いてしまう。そんなフジロック3日目の昼。dCprGが登場する。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン時代も含めれば、何度もフジロックにで...
フジロック3日目の朝は晴れて日差しが強くて痛いくらい。フィールド・オブ・ヘヴンは、まったりとした雰囲気だった。30分くらい前に着いたときには、バンドがリハーサルをやっていて、一度終わりかけたのだけど、「またやります」ともう1曲披露していた。そして「11時からやるとツイッターに書いたんで、リツイート...
サウンドチェックのセッションから、鈴木慶一(Vo/Gt)が「はちみつぱいです」と第一声を発した切り、20分以上に及ぶロングセッションに突入。マイナーチューン、重いグルーヴ、ブルーズの匂い。ムーンライダーズともまた違う、今の時代にアップデートされたインスト・ジャムバンドのぶっとい芯と、百戦錬磨の色気が...
フジロック2日目、早くも17時をまわり、陽が落ちはじめ肌寒くなって来る。空が紅く映えだす美しい時間帯のヘブンに登場するのは、ジー・ラヴ・アンド・スペシャル・ソースだ。フィラデルフィア出身のGラヴことギャレット・ダットン率いる「ラグ・モップ」というヒップホップ(ラップ)とブルーズを融合させた音楽スタイ...
フジロック2日目の夕方4時前、陽が傾きはじめ、人を燦々と照りつける一番熱い時間帯のヘブンに登場するのは、前夜祭と、昨晩のクリスタル・パレス・テントで激アツなステージを繰り広げたコン・ブリオだ。 コン・ブリオは、サンフランシスコにて往年のソウルやファンク、R&Bを下地にカリスマ性に溢れるシンガー...
フジロック2日目午後、気温も上がり、砂埃が舞うフィールド・オブ・ヘブンにROVOが登場する。14時になると、サウンドチェックからそのまま演奏へ。と思ったら14時04分ころ一旦バンドは退場して、改めて入場して14時06分ころ勝井の「フジロック20周年おめでとうございます。ROVOも結成20周年です」...
セットリスト(原文のまま) YERMANDE LAMB Ji WALO WALO JiGEEN
朝いちのヘヴンには「踊ってばかりの国」ファンと、一見のリスナー、そしてヘヴンでゆったり休んでいるお客さん、それぞれが朝いちということでゆるい雰囲気で集まっている。彼らが前回出演した2010年のルーキーのステージのシチュエーションとはまた異なる、いろいろなタイプのファンがいる。そんなヘヴンのステージで...
ボードウォークからフィールド・オブ・ヘヴンに向かう途中、ステージの方向から、かなり完成されたジャム音が聞こえてきた。「あれ?もう始まっている?」ヘヴンやオレンジに向かうときによくある現象である。ヘヴンに着くと、そうでないことに気づいて、少しほっとした。開演前のBGMに、ダフト・パンクの“Get Lu...
バンドはメジャーデビュー10周年、フジロックは20回目。そこに来て150分というインストジャムバンドの底力を発揮してくれよ、と言わんばかりの土曜、ヘブンのトリという位置付けである。ヘブンに移動しようと思ったらBECKと丸かぶりなのが後ろ髪引かれまくりだったのだが、”Devil’s Haircut”を...
フジロック初日も18時を回り、陽も落ち涼しくなってきた。会場に到着すると、笠をかぶった出で立ちのバックバンド(ドラムを除き)がサウンドチェックをしている。出音されるぶっといビートに思わず身体を揺らしロックするオーディエンス。開演時刻が近づくに連れ、どんどんレゲエファンと思われる人達が会場に押し寄せて...
太陽が山の向こうに隠れてひんやりとした風が吹き始めた夕刻のフィールド・オブ・ヘブン。これから登場するのは、90年代に活躍した伝説のジャズ/スカバンド、Jump With Joeyだ。1999年以来活動休止状態となり、それぞれのメンバーは別プロジェクトで活動していたが、20周年を迎えるフジロックを記念...
日差しが強くなった午後の苗場。フィールド・オブ・ヘブンにはたくさんの人が集まり、UAの登場を待っていた。今年の5月に約7年ぶりのニューアルバム『Japo』をリリースしたUA。久しぶりのフジロック出演に俄然、期待も高まる。 定刻になりバンドメンバーとバックコーラスの2人がステージに登場。セッショ...
セットリスト(原文のまま) 赤いスカート Foolish King 声なき者 絡めとられて かんちがい Mosquito Curtain 夢ならば House of Piano
初日のヘヴンのオープナーにこれほど似合うアーティストはいないんじゃないか。奇妙礼太郎トラベルスイング楽団としては2012年に同じくヘヴンのステージに登場し、今年4月に解散。ソロとして初のバンドスタイルのステージに臨むのがこのステージなのだから。新しいアーティスト写真もシュッとしているし、どんな新しい...