フジロッカーズオルグ・花房浩一登場!
LIVE REPORT
「1997年の第一回に来た人いる⁈」
前夜祭ライブ、トップバッターのDJ MAMEZUKAに続いて登場したのは、フジロックエキスプレス(フジロッカーズオルグ)主催の花房浩一だ。恒例の「おかえり!」の後に、「この中に1997年の第一回フジロックに来た人いる⁈」と問いかけた。フロアのあちこちで歓声とともにたくさんの手が挙がる。今年は記念すべき20回目。懐かしさを胸にやってくる初年度参加者はきっと多いだろう。
それから花房は、ジョー・ストラマー、清志郎らフジロックの20年を共に作り上げてきたミュージシャンの名を挙げ、「彼らの音楽はずっとここに生きてる。彼らも、この20年で亡くなってしまったスタッフも、皆さんの知人で亡くなってしまった人も、みんな一緒にこの場所にいる。一緒にここを作っていきましょう」と力強く語った。
「時代がどうなるかはわからないし、フェスをずっと続けていけるかもわからない。でも世界を作ってるのは僕たちなんです。僕たちが楽しんで、生きることは何かということをここで感じている限り、絶対に潰されはしないんです!」
大切な家族や友人たちと笑い合い、心から喜びや幸せを感じられる。フジロックはこの20年ずっとそういう場所であったはずだし、きっとこれから先もそうあり続けるはずだ。今年も大いに笑い、音楽を楽しみ、めいっぱい幸せを感じられる3日間になるだろう。レッドマーキー中の歓声と笑顔とともに、ついに20回目のフジロックが幕を開けた。
花房の開会挨拶の動画はこちら