フジロック20回記念として、今年はところ天国で落語が楽しめます！馬るこさんは、笑点の若手大喜利に出演されていて、特大号では準レギュラーを。そして、来年の3月には真打ちに昇進が決定している注目の若手落語家さんです。
　
落語を生で見るのは初めてでしたが、最初に「フジロック　吸っていいのは　タバコまで」とフジロック仕様のマクラで始まり、グッと心を掴まれました。これは、馬るこさんオリジナルのフジロック標語だそうです（笑）。本日11：00～の公演後、ちょっとだけお話しを伺うことができました！

■フジロックで落語をやってみた感想は？
マニアックな音楽まで楽しもう！というお客さんが多い印象なので、通り一遍の古典落語では笑ってくれないなと思いました。だからなるべくエッジのきいたものを用意するようにしています。金曜日の夕方は100人くらい集まってくれて、その中にお子さんもいたのですが、やっぱり子供が笑ってくれるとうれしいですね。大人は愛想笑いができちゃうから。

■フジロックの楽しみは？
金曜日、苗場食堂のザ・たこさんを見てみたかったけれど、自分の公演時間と近かったので残念ながら見れずじまいでしたね。ちょうど夜にところ天国で寅さんの映画上映前に落語をやらせていただけることになって。あとは、日曜日のベビーメタルや電気グルーヴも楽しみです。
それからご飯も色々食べて、中でも「そんじょそこらのソーセージ　300円」にビックリしました。（良い意味で）300円のクオリティじゃないですね。700円くらいして普通だと思います。

■まだ落語を見ていないフジロッカーの皆さまへ
落語は生で見るもの。遠まきに「落語やってるなぁ」と見るよりも、ぜひ近くに来て楽しんでください。色々な音が鳴っているフジロックなら、半径2.5メートル以内でしょうか。人が多くても、ところ天国の和み処の屋根があるところまで無理にでも入ってきてもらって、椅子が空いてなければ地べたにどっしりと腰を下ろして楽しんで欲しいですね。そうしてもらって初めて、「フジロックで落語見てきたよ！」と満足いく時間を過ごしてもらえるのでは？と思っています。
　
　
尚、今夜21：15～苗場食堂にて公演があるのでお楽しみに！