HAYATO HOLHY HORIさんインタビュー
バスカーストップの看板を描いたアーティスト
今年は旧オレンジコートがオレンジカフェに生まれ変わり、そこにバスカーストップのステージが移動してきました。
今回、そのバスカーストップにある素敵なロンドンバスの看板を描いたアーティスト、HAYATO HOLHY HORIさんにインタビューさせていただきました!
■フジロックでペイントをするようになったきっかけは?
一番最初は、朝霧JAMに呼んでもらってライブペイントをしたことがきっかけですね。その後、2014年にフジロックと朝霧JAMのTシャツのデザインの依頼をいただいて、その年に初めてフジロックでライブペイントをしました。最初は入場ゲートを作る話だけだったのですが、ライブペイントもするよね?という流になって(笑)
以前、お客さんとしてフジロックに遊びにきたこともあるのですが、バンドをやっていたのでフジロックにはアーティストとして出演したいという思いが強かったんです。だから、演奏するほうではないけれど、今こうして絵を描くアーティストとしてフジロックに参加できていることはとても嬉しいですね。
■今回の作品について
去年まではフジロックでライブペイントをしていたのですが、今年はオーガナイザーの日高さんから、バスカーストップでロンドンバスを描いて欲しいという依頼を直接いただいて。
ライブペイントとはまた違って、「バスカーストップの看板」という役割があったので、遠くからでも目を引くようなものにしようと思って描きました。それから、フジロックの雰囲気に合うよう、ワクワクする感じや光を感じるような明るい絵にしようって。だからコントラストも強めなんです。あと、バスカーストップのステージのトーンが土っぽい雰囲気なので、絵の背景はそれに馴染む黄色をもってきました。
バスの絵と自分のデザインが合うようにするところには一番気を使いましたね。普段はもっと大きなスペースに描いているんですよ。フジロックに向けて帰国する前、ニューヨークのホステルの壁に描かせてもらった時は、縦4m×横20mくらいでした。それと比べても今回はサイズが小さいので、いつもとは違う感覚で描く必要があって。これも良い経験ですね。
■今後について
スケボーのランプに描いたこともあるし、もともと大きなスペースに絵を描くことが得意なので、フジロックでもそれを活かせたら嬉しいですね!会場も広いし、大きなものをバーンと作って来てくれたお客さんにもっとワクワクしてもらえたらと。ロンドンバスの絵も、チャンスがあればもっと大きなサイズで描いてみたいです。
■フジロックのどんなところが好きですか?
「人」ですかね。来てるメンツがぶっ飛び過ぎていて面白いです。特にパレスオブワンダーのアーティストとか(笑)。もちろんあのエリアも大好きですよ。遊び心にあふれているところが。日本ではなかなか体験できない空間だと思います。