FUJIROCK EXPRESS '24

MOREFUN - AREA REPORT 7/28 SUN

FUJI ROCK2024 人生初のフジロック!! 総集編

  • FUJI ROCK2024 人生初のフジロック!! 総集編
PHOTO BYこっこ
TEXT BYこっこ

Posted on 2024.8.2 17:22

こっこのフジロック体験記

フジロックに初めて参加する人は何を感じるのでしょうか?そんな疑問にお応えすべく、フジロック新参者として今年2024年に25周年を迎えるフジロックのレポートをしていきたいと思います!!
今回はフジロック総集編。フジロック全体を通して感じたことをたっぷりお届けします!

前夜祭の記事はこちら
1日目の記事はこちら
2日目の記事はこちら
3日目の記事はこちら

敷居が高くて過酷なフジロック?いいえ、みんなが楽しめるフジロック!!

フジロックに参加する前は、天候や足元、体力面から過酷であると噂を耳にしていました。不安もありましたがいざ足を運ぶと苗場はかなり涼しく、とても快適。今年は特別恵まれていたのかもしれませんが、想像以上に足元が舗装されている印象です。トイレも野外とは思えないほど綺麗で驚きました!

(PYRAMID GARDENの入口、整えられた道)

また、家族連れがかなり多く、幅広い層が楽しめるように思えます。歩いているとベビーカー置き場や、Kidsの森というご家族で楽しみながら休める場所も。川にも入ることができて(超冷たい!!)レジャーやアクティビティも楽しめる音楽フェスだとしみじみ感じます。

(ベビーカー置き場)

(Kidsの森)

(ゴンちゃんが可愛い川)

ゴミが全然落ちていない!環境にやさしいフジロック
全く会場にゴミが落ちていないことが1番の衝撃でした!入場ゲートを通るとゴミを入れる袋が配られるのです。しかもこの袋、お米の香りが!!本当にお米から生まれた地球にやさしいゴミ袋だそうです。可愛いし、使うのがもったいないと思いましたが、ゴミが結局でてしまったのでありがたみを感じながら使いましたね。ごみゼロステーション(ゴミを捨てる場所)ではスタッフさんがどこに何を捨てればいいのか優しく教えてくれたので、安心して分別して捨てられました!

(入り口で配られた袋)

他にも環境にやさしい姿が見られました!フジロックで使用しているトイレットペーパーは会場で分別回収した紙コップをリサイクルして使っているらしく感動。さらに、NGOヴィレッジでは「気候変動×ライブイベント」の活動を行っているClimate Live Japanさんも出展。お話をお伺いしたところ、出演するアーティストの希望者に気候変動基礎クラスという気候についての講演も行っているそうです!見えないところでも努力が見られますね。何気なく過ごしているだけなのにフジロックを通して環境について考える機会が散りばめられていました!

(トイレに貼られていたポスター)

サーカス、大道芸だけじゃない!個性的なフジロッカー
フジロックの会場ではTHE PALACE OF WONDERでサーカスが行われたり、歩いていると至るところで大道芸が行われています。プチステージが沢山あって毎回足を止めて楽しんでしまいました〜!

(トランプのマジックショー@Orange Cafe)

しかし、それだけではありません。二度見してしまうようなフジロッカーが目に留まりました。1日目のレポートでも書いたフリスビーニキをはじめ、パンダの仮面を被った人や、全身緑で塗られた人などが紛れ込んで音楽を聴いている姿は非常にシュールでしたが、これもまたフジロックならではのことなのでしょうか?会場全体は幸せオーラで包まれていますので、どんな服装をしても楽しめそうです。フジロックに行くまでは装備が大事と唱えて準備していましたが、私も来年は普段できない服装で行ってみようかな?とさえ思いましたね。

(パンダマンさん)

口下手な自分が変われた!?フジロッカーに支えられた3日間
ライブやフェスに足を運ぶことが大好きな私ですが、今回も含め基本的に独りで行動します。書くことはできますが(笑)かなりの口下手ですので、隣の人と話をして友達になるだなんて幻想の話です!しかし、この3日間でその概念が完全に壊されました。初日からPYRAMID GARDENで独りでいる私に、フジロックの先輩(お姉様)たちから「困ったらテントにおいでよ~!」と優しすぎるお声をかけていただいたこと、私はArctic Monkeysを待ち受けにしているのですが、スマホをいじっていたら横にいたインバウンドの方から「私もArctic Monkeysが好き」と声をかけてもらったこと、他の場面でも近くにいる人とお話しする機会があり、「もっと気軽に話しかけていいのか~!」と気づかされました。前夜祭の時点では、3日間孤独に終わるんだろうなと思いましたが、全くそんなことはなくフジロッカーに支えられながら楽しく時間を過ごすことができました!!入り口ゲートで写真を撮っていたら知らない人がノリノリでどんどん写り込んできてカオス状態になったのも良い思い出です!

フジロック新参者として感じたことをレポートしてきましたが、いかがでしたか?
私は今から、来年2025年のフジロックが楽しみで仕方ありません!今回、1つ心残りがあるとしたら、ドラゴンドラに乗れずDAY DREAMING and SILENT BREEZEに行けなかったことですが、まだ知らないフジロックがあると思うと嬉しいです!
それでは皆様、来年苗場でお会いしましょう!!

(ウィンクゴンちゃん)

書き手:こっこ

大学院生。1970年代フランスの文化や社会について学び、出版社でアルバイトをしながら、媒体についても研究中です。私は計画を立てて行動することが趣味で、今回も3日間のスケジュール表を立てています。フジロックでは思いもよらぬハプニングが起きるなど噂もありますが、、、計画通り楽しめるように頑張りたいです!!

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7/28 SUNはじめてのフジロック