二日目のグリーン・ステージ。数日前の天気予報では今年のフジロックは雨が多そうと予想されていたが、ここまで想定以下の降水量で過ごせている。今日も晴れ。雲がないわけではないが、逆に暑すぎないので快適な気温だ。さてグリーン一発目はこの天候を大いに味方につけられるであろうバンドだ。司会の喋りも終盤、もうじきワニマの出番だ。
コールされて登場のワニマ。のっけからはしゃぎまくるベースボーカルのKENTA。カメラに向かって笑顔、観客にピース。そして早速ギターに合わせて登場をコールしている。そして1曲目”ここから”でスタート。まさにフジ一発目には持ってこいの曲。一斉に観客は踊りだす。しかしその数に驚いた。初出場のバンド、朝イチのグリーン、まあ土曜日ではあるのだがそれにしても観客がかなりいる。そしてノっている。とにかくファンの多さに驚いた。そして早速次の曲の合いの手のレクチャーに入る。2曲目”いいから”が始まり客が指示どうり『オオオ！オオオ！オオオ！』と返す。正直2曲目でこの盛り上がりはとても初登場とは思えない光景だった。
ライブが進んで行くに連れダイブが起きたりとトップバッターから圧倒的に盛り上がりを見せる。
ところどころでMCを挟み観客を盛り上げていく。中盤ではドラムのFUJIがモノマネで長渕剛の”乾杯”を歌ったりと(かなり上手い)ライブを盛り上げるのがとても上手いバンドだ。ただし勘違いして欲しくないのはお笑い中心のコミックバンドではなく演奏もきちんとしていて安定感がある。たくさんのライブをこなしてきてる証拠だろう。途中で観客に「初めてフジロックに来た人いる？」と挙手で答えさせると、前線にいた多くのノリノリだった観客が挙手をした。これには驚きでおそらく普段フジに来ない客層をワニマが引き寄せたのだろう。その結果が初登場にもかかわらずのこのホーム感なのだろう。ワニマの人気の高さには素直に驚かされた。今後も幾度となく出場してさらなるワニマのホーム感を拡大して欲しいものだ。

セットリスト（原文のまま）
ここから
いいから
1 CHANCE
リベンジ
エル
夏の面影
TRACE
ともに
THANX
BIG UP
Hey Lady
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