MORE FUN AREA REPORT 7/31 – (終了後) OASIS AREA

よく考えよう

言いたくなかったけど。

毎年、後半に投稿するのは、「楽しかったね!また来年!」というハッピーな記事にしています。でも、今年はそうはいきません。

ゴンちゃん誘拐、ヘリノックスをたたまずに移動する人、ゴミのポイ捨て。

どうしちゃったんだろう…。と思うのは、私だけでしょうか。

フジロックの参加回数が多いとか少ないとか、関係ない。オフィシャルサイトに書いてあることもそんなに難しくない。

「自分のことは自分で」「助け合い・譲り合い」「自然を敬う」
その上で、音楽と自然を自由に楽しみ、出演者、来場者、スタッフの全員で創り上げていくフェスティバル。
それがフジロック・フェスティバルです。

フジロック・エキスプレスは、よく運営側の人間と思われているけど、実は違います。スタッフはフジロックが好きで、楽しさをを伝えたくて集まった有志がほとんどの、運営とは別の集団です。だから、お客さんと同じ目線でいます。もっと楽しくするにはどうしたらいいか考えています。

「客層が変わったから仕方ない。」と諦めたら、これからも悪化するだけ。
「客層が変わったから、再度、周知を進めよう!」という気持ちでいたい。

カメラマンの私が、こんなに長く文章を書いたのははじめてで、支離滅裂なのはわかっているけど、このヒリヒリ感が、今年の正直な感想です。

“世界一クリーンなフェスティバル”と言う肩書きは、観客である我々が誇るべき事だと思っています。それは、フジロックは我々が作っていると思うからです。今年、上述した少しの問題が、大きく拡散されて、さまざまなところで会話されていました。誰か「なんとかしてよ」って思いたくないんです。解決するのは私たちだと思っています。

 Photo by 安江正実  Text by 安江正実 Posted on 2017.8.2 18:07