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7/25 FRIGYPSY AVALON

WUJA BIN BIN

本日のアバロン終了!

夜も更けてきて照明が煌びやかに輝く時間になってきた。このあとジプシー・アバロンにケイタイモ率いるWUJA BIN BINが出演する。司会が登場し、もうすぐ始まる旨を告げると観客が集まってきた。

間もなくステージにドラムの池澤が単独で登場。早速ドラムを叩き出すと他のメンバーもステージに現れた。軽く挨拶をして早速に演奏にとりかかる。独特のグルーヴが会場を包み込む。とても心地いい。観客が少ないことがとても残念だ。だが前列の観客は心地良く踊っている。変拍子や特殊なフレーズを使うのが特徴で、見応え、聞き応えがある。バ、高橋の両ボーカルがより観客を躍らせる。

しかしアクシデントが起こる。ジプシー・アバロンの照明が点灯しなくなったのだ。客席からステージは薄暗いが、かろうじて見える。音は流れている。メンバーは演奏を途切れさせることなく続けている。演奏中に照明が復旧することもあったが、またすぐに消えてしまう。しかし演奏が止むことは一度として無かった。観客の数人がスマートフォンの点灯機能を使って照明の代わりにステージを照らしていた。ライブというものはやはり演者だけで成立するものでは無い。観客との会話であり、決して一方的な独り言なんかでは無い。そう考えさせられた。相変わらず照明は不安定だが、ライブは続く。

途中、メンバー紹介が入ったりモノマネでライブ告知をしたり笑いが起こる場面もあった。観客との距離の近さも多少影響しているかもしれない。とても良い雰囲気だ。

演奏再開。再びWUJA BIN BINの作り出すグルーヴに観客が酔いしれる。いつまでも聴いていたいのだが、やはり終わりは来てしまう。最後の曲が終わり、メンバーが退場すると観客からアンコールの声援が起こる。会場の観客数は決して多いとは言えないが、その声はとても大きく感じられた。間もなくメンバーが戻ってきて時間的にあと一曲だけ可能なことを告げ、再び素晴らしい時間が続けられた。WUJA BIN BINが本日のジプシー・アバロンの演目を美しく締めくくった。

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