GREEN STAGE 7/22 FRI TAGS : LIVE REPORT 7/22 FRI GREEN STAGE

ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA

LIVE REPORT

アリ、ボウイ、プリンス追悼と、女王降臨とバラエティ豊か。

 定刻になってスマイリー原島が登場し、バンドを呼び込むと、スクリーンに「モハメドアリ、ありがとう」と映し出され「アリ・ボンバイエ」が流れる。そしてバンドが現れる。メンバーは池畑 潤二(Dr)、松田 文(Gt)、井上 富雄(Ba)、花田 裕之(Gt)、ヤマジカズヒデ(Gt)、梅津 和時(A.Sax)、田中 邦和(T.Sax)、タブゾンビ(Tp)、青木 ケイタ(B.Sax)、細海 魚(Key)、丈青(Pf,Key)、スティーヴ エトウ(Per)この中の数人は、前日衝撃を与えたNON STOP PUNKのメンバーである。

 まずはインストゥルメンタルの曲「Jingo」で幕開ける。

 攻撃的なファンクナンバーでジェームス・ブラウンがオリジナルの「There Was A Time」でトータス松本が登場し歌う。迫力とスピード感の演奏はさすがテクニシャン揃い、それにしっかり渡り合うトータス松本の声もすごい。続いてサム・クックの「ワンダフル・ワールド」でクールダウン。トータスはもともとカヴァーしている曲で、2番から日本語詞で歌う。

 続いて、前日奇跡のステージをみせてくれた奥田民生である。グランド・ファンク・レイルロードのカヴァーで「Heartbrbaker」。民生の叫びとギターソロが印象的だった。奥田民生の2曲目は、フランキー・ヴァリ「Can’t Take My Eyes off You/君の瞳に恋してる」ヘヴィな前曲とは一転、ムーディでスウィートなラヴソングである。ディスコナンバーとしてしられているこの曲だけど、テンポを落とした演奏もいい。

 次はバックコーラスを務めるMIKUNI DOLLS(Keicot,角島美緒,Asami)がセンターに立ち、ABBAの「Dancing Queen」。きれいどころ3人のコーラスもバッチリ。この曲が始まって客席では白人のオジサンが踊ってた。

 続いてデヴィッド・ボウイ追悼ということで、スクリーンにボウイの姿が映り、クリス・ペプラーが「The Jean Genie」、ギターがグラムロック時代の感じを再現していた。

 クリス・ペプラーがスペシャル・ゲストを呼び込む。八代亜紀が登場。まずはブルースナンバー、BBキングの「The Thrill Is Gone」。銀のドレスが光ってみえて、そこだけ紅白歌合戦感が半端ない。しかし、実質ルースターズをバックに八代亜紀がフジロックで歌うとは。

「ビールいいよね、冷もいいけど、お酒はやっぱり温めかな」と八代亜紀が語った瞬間に盛り上がる。そして超ヒットナンバー「舟唄」。この日1番の歓声が上がる。やっぱり女王でした。

 そして仲井戸チャボ麗市がでてきてRCサクセション「君が僕を知ってる」。もうあの人が憑依したとしか思えない声だった。次は、オリジナル曲「yeah! フジRock」。RCの遺伝子を感じる曲。ヤマジとチャボと花田のトリプルギターソロが贅沢だった。

 最後に今日の出演者がすべてステージへ。思えば、ウルフルズとユニコーンとRCサクセションとJ-WAVEとルースターズとdipとSOIL&”PIMP”SESSIONS……という超豪華なメンバーたちが八代亜紀を囲んで「Sweet Home KUMAMOTO」。ロバート・ジョンソン「Sweet Home Chicago」がオリジナルで熊本に置き換えた。トータス松本がハーモニカを吹き、チャボと民生がギターを弾く。霧雨が降ってくる。途中「あんたがたどこさ」のフレーズも引用しユーモアをみせて熊本の復興を祈る。メンバーが去った後、スクリーンにプリンスが映し出されて「パープルレイン」が流れてプリンス追悼で締めくくった。

セットリスト(原文のまま)
Jingo
There Was A Time
ワンダフル・ワールド
Heartbreaker
Can’t Take My Eyes off You
Dancing Queen
The Jean Genie
The Thrill Is Gone
舟唄
君が僕を知ってる
yeah!フジRock
Sweet Home Kumamoto

Text by イケダノブユキ Posted on 2016.7.24 22:33