LIVE REPORT RED MARQUEE 7/29 SAT

never young beach

超超満員のレッドマーキー

レッドマーキーはすさまじい混雑だった。ネバー・ヤング・ビーチへの期待感とか、雨だから避難とか、いろんな意味があるのだろう。とりあえず椅子は畳んで欲しいなぁ。

着いた時に登場リハーサルをしていて一旦下がってから定刻の15時50分にDevendra Banhartの「ディス・イズ・ザ・ウェイ」が流れて改めて登場する。

歓声を上げる満員のレッドマーキー。まずは安部勇磨が「愛してるよフジロック!」と一言。「明るい未来」で始まる。お客さんたちはさっそく体を揺らしていた。

続いて「なんかさ」、「夏の歌を」と安部が案内して「SURELY」と演奏する。演奏はシャープで上手く安定感があるし、安部のヴォーカルがよく通る。

「自転車に乗って」と「Motel」はシームレスで演奏されて気持ちを切らさない。身動き取れないレッドマーキーが殺伐とならずにピースな空気が漂うのはバンドが醸し出すグルーヴのおかげだろう。

そして「後ろの人ー!大丈夫?」と声をかけたりしながら「気持ちのいい風が吹いたんです」で和ませる。

躍動感あってスタイリッシュな音楽、レッドマーキーの人たちに求められている、すなわち旬のバンドであることが伝わってくる。

ラストの「どうでもいいけど」「あまり行かない喫茶店で」「fam fam」の3連発でのフロアの盛り上がりはすごかった。フレッシュな勢いがあって疾走する。このステージをみれば、次はホワイトステージだなと思えてきた。

 Photo by MITCH IKEDA  Text by イケダノブユキ Posted on 2017.7.29 15:50