MOREFUNAREA REPORT8/21 SAT
2日目の出来事まとめ!
Photo by fujirockers.org Text by 阿部光平
Posted on 2021.8.22 14:06
2日目にあったあんなことや、こんなことをまとめました!
この日も雨予報に反して、時おり青空が顔をのぞかせるいい天気になりました。昼過ぎには、気温も上がり半袖でも汗ばむほど陽気に。今年のフジロックは、いい意味での天気の裏切りが続いています。
ピラミッドガーデンでは、朝9時からヨガワークショップがスタート。早起きして体を伸ばすのって気持ちいいですよねー!それだけで、充実した1日になりそうな気分になります。その後もサーカスやアコースティックライブなど、ピラミッドガーデンでは大人も子どもも楽しめるイベントで賑わっていました。
フジロックの会場内ではライブだけでなく、さまざまなイベントが行われています。この日は、ところ天国でライブペインティング、ジプシー・アバロンでは写真展、グリーンステージ後方では『MAD BUNNY』のタオルがもらえるキャンペーン企画などが行われていました。デイドリーミングに向かうゴンドラは密を避けるために1組1台に乗車できるため、ひとりで行けば貸切状態に!これもまたひとつのイベントと言えるかもしれませんね。天上の住人として人気のどうぶつたちにも会えますよ!
ライブに目を移すと、ホワイトステージではカネコアヤノが全身でかき鳴らすギターと、持ち前の力強い歌声で会場を魅了。これからステージ上で起こることを予期するかのような一瞬の豪雨の後に登場したenvyは、解き放たれた獣のような演奏で轟音の渦を生み出し見る者を圧倒しました。トリで登場したNUMBER GIRLは、“鉄風、鋭くなって”や“透明少女”などの代表曲を惜しげもなく披露。“OMOIDE IN MY HEAD”と“I DON’T KNOW”で本編を締め括ると、サプライズのアンコールで“IGGY POP FAN CLUB”を爆音で鳴らしステージを去りました。
フィールドオブヘブンのトリを務めたのは、唯一無二のダンスミュージックでこれまでに幾度となくフジロックの会場を熱狂させてきたROVO。「自分たちで新しいルールを作るフジロックだと思っています」という勝井祐二(Vln)のメッセージで幕を開けたライブは、ステージの照明を暗く落とし、背後の森にプロジェクションマッピングの映像を投影するという演出も相まって、異次元空間に飛ばされるような音楽体験に酔いしれた人も多かったのではないでしょうか。
グリーンステージではザ・クロマニヨンズが、どんな状況にも左右されない、いつも通りの骨太なロックンロールで観客を楽しませ、急遽出演することが決まったKen Yokoyamaは毒気と優しさを含んだユーモアと、新旧の楽曲を交えたセットリストで会場を沸かせました。
2017年のROOKIE A GO-GOに出演していたKing Gnuは、グリーンステージのヘッドライナーとして登場。コロナ禍でのフジロックに出演する複雑な心境を吐露しつつも、ステージの大きさをものともしない圧倒的なスケール感のパフォーマンスで堂々と大役を果たしました。
フジロック2021も残すは今日1日。感染予防を徹底しつつ、最後まで悔いがないように楽しみましょう!
[写真:全1枚]