「顔合わせは前夜祭のもち豚前でした(笑)」
7月後半の週末にだけ現れる街、フジロック。全国各地から集まるフジロッカーはそこに「住む」ためにあらゆるベースをつくります。例えばそれはキャンプだったり、プリンスホテルだったり、民宿だったり…。その中には部屋を知らない人達とシェアする、という形で生活するというスタイルもあるんです。
今回はネットでシェアメイトを募集し、全員の顔合わせを前夜祭で初めて行ったという5人を取材しました。お部屋におじゃまするとこれが初めましての人たちなの?!って驚くほどのフレンドリー感が…楽しそうやな!
(写真左から ちゃいこさん、なまずさん、ワタナベさん、ゆゆさん、オサダさん)
オサダ「昨年泊まって気に入った宿があったので、今年もそこをと思って4月に僕が電話で予約しました。最初は友達を集めてって思っていたんですが日程が4日間で集められないかと思い、シェアにしようと思ってmixiで募集をしたんです。最初はすごい量の応募がきましたね」
一同「オサダ先輩ありがとうございます!(笑)」
フジロックのmixiコミュニティに募集をかけたのは6月。日程や金額など諸条件を掲示して、最終的に残りの3組4名が決まりました。
なまず「最初はプリンスホテルを狙っていたんですが抽選には全部落ちて。ほかの徒歩圏内の宿ももう埋まっちゃっていたから『じゃあシェアでもいいか』と思ったんです」
ワタナベ「宿シェアで行ってみようと思った時、募集をされている方のプロフィールや参加コミュニティを見て『この人は感覚や年代的に近そうだ』と思って(オサダさんに)連絡をしましたね」
人それぞれのきっかけで出会った5人のメンバー。都内にいたメンバーで最初の顔合わせをして、今後の連絡のためにLINEのグループ登録をして連絡を回していたそうです。
ゆゆ「わたしは金沢なので、フジロックではじめて全員の顔合わせをしたんです。待ち合わせは『もち豚前で』って(笑)」
ちゃいこ「そこで乾杯して、みんなでレッドマーキーで遊びました。SKINNY LISTERを観ました」
5人のフジロックが始まりましたね。
なまず「あしたはみんなでドラゴンドラに乗ってラジオ体操をする予定です。そのあと個人行動になるんですが、なんだかんだでみんな見たいものってカブっているんですよね(笑)」
バックグラウンドもまるで違う、というかそもそも顔も知らなかった相手なのに、すぐ打ち解けられるのはフジロックっていうキーワードで何かしら通じるところがあるからなんでしょうね。
ゆゆ「私はフジロックの雰囲気が好きで来ているんですけど、みんなから『ビョークは見たほうがいいよ』って教えてもらったので、行こうかなと」
ワタナベさん「僕は3回目で、これまではライブを観たり、行く行かないって決める感じだったんですけど、みんなとラジオ体操のような会場の楽しみ方もいいかなって思ったんですよ」
いいですねー情報交換。宿シェアは色々なきっかけをもたらしてくれたようです。
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