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Posted on 2013/07/28 15:17
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溺れたエビの検死報告書インタビュー

エビ集団の謎に迫る

土曜日深夜、ルーキー・ア・ゴーゴーに謎のエビ人間の集団が突如出現!彼らこそが溺れたエビの検死報告書、という名前のバンドです(以下エビ)。ルーキーというもののエビ自体は10年以上のキャリアを積むベテランバンドで、何故今ルーキーに!?という疑問が沸いてきたのでライブ終演後、舞台演出の山本-慶さんにお話を伺いました。

――何故ルーキーに出演したんでしょうか。もう10年以上やってらっしゃると思うのですが。

「そこはちょっと反則ですよね(笑)。まったくルーキーではないですよね。こういう言い方は失礼ですけど、シャレで送ったんですよ(笑)。そしたら電話がかかってきまして…。」

――私は個人的に金色夜叉というイベント(2006年に石川県の山奥で開催された)でエビを見ているのですが、その時はもっとダークな感じで、今日はまた全然違いますね。

「うちはいわゆる「ロック」とか固定な感じではないので。ジャンルもダンス曲もやればプログレっぽい曲もあるし。一曲ごとに「水中」とかエビに絡んだテーマがあって、それに合わせての曲調なので、「パンクバンド」とか「プログレバンド」とは違いますね。この前のアルバム『アノマロカリス』が出たときはタワレコさんだとかそういうお店がどこに並べたらいいかすごい迷ったらしくて。どっかでは「ニューエイジ」て言ってました。迷ったあげくここでいいやみたいな(笑)。」

――その『アノマロカリス』ですが、ライブではまた曲のアレンジ違いますね。

「あれは10年間溜めた初期の頃の、気持ち的には「パンク」なんですよ。しかもクラシックみたいに4曲か5曲で組曲みたいなイメージがあって。普通のアルバムって10曲くらい入るじゃないですか、そういうのではなくて厳選した5曲に絞って完パケされたものを固めたという感じです。」

――今回のライブメンバーはどのくらいいますか?(エビはライブによってメンバー数が変動します)

「PAさんが乗り込みで、あと物販のスタッフ。メンバーは今回11ですね。来週の京都(8/3の西院ミュージックフェス)でも11ですね。だいたい10〜11です。」

――メンバー数が多いと機材も大変ですね。

「機材よりも下手したらマスクの方がでかいですね。消耗品なんですよ、壊れたらすぐ廃棄で燃えるゴミに捨てて出します(笑)。モデルチェンジも毎年どっかしらしてるし、昔のものとは素材もデザインも全然違うんですよね。(エビのマスクを指して)これは全部プラスチックで作るというのがテーマで、ホームセンターとかで売ってる素材です。これ(赤いエビの本体部分)とかは、バインダーのファイルがあるじゃないですか、あれのその外側の素材ですね。これ(ヒゲの部分)は灯油のチューブですね。」

出演の経緯から、マスクの秘密まで教えて頂きありがとうございました。短い時間でしたが初めてエビを見た人の「何あのバンド!?」という疑問が少し解消できたならば幸いです。

最後に、長(おさ)からも「フジロック最高デアル!!!!!」とのお言葉を頂戴しました。そちらのインタビューはfujirockers.orgの方で後日掲載させて頂きますのでお楽しみに!

ルーキー・ア・ゴーゴーでのライブの様子はこちら

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