ポール・モーリアがフェスティバルで見たい
復活を果たし、6年ぶりのフジロック登場!フジは彼らの掲げるPMAに一番近いところだなあと個人的には思うわけですが、実際彼らも通算8年11回の出演を果たし、その数がシンクロの密度を表しているように思います。ライブ自体もいつもの彼らでした!そんなケムリのライブ後に行われたインタビューをご紹介します。
――ライブお疲れ様でした。6年ぶりのグリーンステージ、感想は?
コバヤシケン(Sax):久しぶりにフジのステージに立てて本当に良かったです。前回と変わらなかったし。
田中‘T’幸彦(Guitar):(初めてでしたが)楽しかったです。…うわ、雨降ってきましたね。
――それもフジロックですね(笑)ステージ上でふみおさんが「昼寝したら気持ちいいかもしれないけど、もう一曲」と言っていました。実際もしライブなくフジロックに来たらどのように過ごしますか?
伊藤ふみお(Vocal):うーん、グリーンステージから遠目のところにイスとかおいて結構滞在型っていうのかな?居座り系の楽しみ方がしたいって思いました。
津田紀昭(Bass):テント!テントがいいっすね。今年はちょっと会場中を歩きまわってみたんですけど、もうヘトヘトになっちゃって(笑)楽しかったんですけどね。
――ケムリの出演はトータル11回になります。かなりの数になります。その中でも印象深かったステージはありますでしょうか。
伊藤ふみお:やっぱり1回目。豊洲だっけ?東京のやつ。朝みんなで機材車に乗って会場に行ったんです。そこでまだ早い時間で見た楽屋とか、演奏してる時にステージから遠くの方に見えたレインボーブリッジとかが印象深いかな。あとはじめから帰るまでドキドキした感じがあったし、「本当に良いイベントだな」ってライブをやって思いましたね。
――フジロック17年目で感じた変化は?
伊藤ふみお:規模が大きくなりましたよね、あと子どもが多くなった。さっきもキッズランド通りがかったんですが、子どもが遊べそうな場所ができているとか、変わり続けているのがいいなと思いましたね。
――フェスティバルを主催するなら
伊藤ふみお:うーん、ここは人それぞれ想いがあると思うんで…ケムリを代表して庄ちゃんいってみようか!
平谷庄至(Drums):えええー!(笑)難しいなあ…えー?……ポール・モーリア!
(一同笑)
コバヤシケン:難しく考えすぎでしょ(笑)
伊藤ふみお:はい、ポール・モーリアってことで(笑)
――再始動したケムリと同じく、フェスティバルもこれから続いていくことになるでしょう。そんなカルチャーに対して「こうなってほしい、育ってほしい」というものはありますか?
伊藤ふみお:やっぱりみんなフェスティバルには非日常を求めてやってくると思うんで、フジロックの場所にきたら他のことを忘れて、音楽を楽しむ、音楽を取り巻くフジロックを楽しむっていうものがあればいいなと思っています。そういうことがシンプルでいいと思うから、余分なものはあまり考えていないですね。自分たちもフジで演る時はガス抜き半分ライブもやるからね、それだけですよ。ちょっと浮世離れした感じの場所であってほしいと思います。
――ライブハウスとステージの違いはありますか?
津田紀昭:感じる空気感は違うなと思うんですけど、意気込みは一緒ですね。
――フジロッカーズに向けて最後にメッセージを。
伊藤ふみお:ご縁の不思議でケムリがまた始まりました。自分が楽しい、かっこいいと思える音楽をこれからもやっていきますので、また一緒に楽しんでいきましょう。フジロックともども、応援よろしくお願いします!
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