桑田研究会バンド
みんなで歌おうサザンオールスターズ
準備中にBGMとしてかかった「エロチカ7」の時点で合唱がおきた。去年もでたので期待感が半端ない。まねだ聖子に続いてオレンジカフェのステージ前はかなり混んでいた。
改めてでてきて「希望の轍」からスタートする。キーボードやヴァイオリンを含む7人くらいの編成である。すぐにお客さんたちも反応し歌う人もいる。続いて「ホテルパシフィック」ではダンサーたちがでてきてステージ前で踊る。朝ドラ『ひよっこ』の主題歌である桑田佳祐のソロ「若い広場」も披露する。フジロックにでた縁で結婚式に呼ばれて演奏したエピソードを語ったり、バンドにとってもフジロック出演がいろんな変化をもたらしたのだ。
「いとしのエリー」はこの日小沢健二がでるからちょうどいい選曲でしょう（まあ、頻繁に演奏される曲だけど）。そして「勝手にシンドバッド」で大合唱。ダンサーたちが雨の中で頑張っている。改めて聴く「マンピーのGスポット」ってハードなロックなんだということも、このライヴで教えてくれた感じだ。
桑田佳祐のソロで「祭りのあと」。ライヴの締めくくりにふさわしい曲で、しんみり終えたのであった……はずだけど、大勢のアンコールの声が上がり、それに応えて再びステージに戻ってくる。「去年、『トリビュートバンドなのにアンコールしてた（笑）』ってツイッターに書かれたので、また書いてください」といってから「みんなのうた」。盛り上がりが過熱しすぎて、ステージ前はモッシュピット状態になった。もう次は苗場食堂あたりだな。みんなの心を完全に掴んでしまった。
