TAGS: LIVE REPORT
ボードウォークからフィールド・オブ・ヘヴンに向かう途中、ステージの方向から、かなり完成されたジャム音が聞こえてきた。「あれ?もう始まっている?」ヘヴンやオレンジに向かうときによくある現象である。ヘヴンに着くと、そうでないことに気づいて、少しほっとした。開演前のBGMに、ダフト・パンクの“Get Lu...
昨年のルーキーからメインゲートを潜り抜け、レッドマーキーのPLANET GROOVEの口火を切る大役を任せられたD.A.N.。シガーロス終わり、もしくは夜食を求めてオアシスに流れてきた人ばかりではない。ライブスタートの23:30以前から大勢のオーディエンスが黙して待っている。静かな期待感なのかまだま...
バンドはメジャーデビュー10周年、フジロックは20回目。そこに来て150分というインストジャムバンドの底力を発揮してくれよ、と言わんばかりの土曜、ヘブンのトリという位置付けである。ヘブンに移動しようと思ったらBECKと丸かぶりなのが後ろ髪引かれまくりだったのだが、”Devil’s Haircut”を...
フジロック2日目、本日のグリーンステージのオオトリのベックがまだ演奏中にもかかわらず、レッドマーキーはパンパン状態だ。集った聴衆が待ちわびているのは、2010年来6年ぶり、4度目のフジロック出演を果たすクーラ・シェイカーだ。今年でデビューから20年迎えた彼ら。そんな記念すべき年にリリースした新譜『K...
フジロック初日も18時を回り、陽も落ち涼しくなってきた。会場に到着すると、笠をかぶった出で立ちのバックバンド(ドラムを除き)がサウンドチェックをしている。出音されるぶっといビートに思わず身体を揺らしロックするオーディエンス。開演時刻が近づくに連れ、どんどんレゲエファンと思われる人達が会場に押し寄せて...
レッドマーキーが次出演アーティストを待ちわびる人でごった返している。それもそのはず。デビューアルバムが世界中の各誌で軒並み大絶賛され、グラミー賞「最優秀新人賞」にノミネートされたオーストラリアの才女、コートニー・バーネットが登場するのだから。昨年10月の初来日公演も大盛況だったこともあり、オーディエ...
さっきまでトータス松本や、八代亜紀が歌っていたホットな苗場食堂に登場したのはDENIMS。ジーンズ+カッターシャツまたはTシャツみたいな、比較的ゆったりした服装で現れた4人は、初登場にも関わらず緊張した顔もせず、次々とダンスナンバーを叩き込んでいく。 実は彼ら、前身となるバンド・AWAYO...