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出演時間ぴったりにSEが鳴り、メンバーが順に登場する。初出場にして、グリーンステージは人で埋め尽くされている。そりゃあ、そうか。前方には、RADWIMPS目当てで来た人が大多数なのだろうが、後方は「取りあえず、一目見ておこうか」という方が多かったように思う。『君の名は。』のDVDもつい数日前に発売さ...
大雨がひとしきり降った後のレッドマーキーは、むっとする熱気に包まれていた。2014年にEP『Zebra』で登場して以来、「R&Bの流れを変えるアーティスト」と高い評価を受けている新鋭シンガー、ガラントがフジロックに初出演するのだ。大勢の観客がステージ前に集まっていて、サウンドチェックの時間から歓声が...
こんな昔のことを言ってもうなづいてくれるオーディエンスがどれぐらいいるか分からないが、今日の曽我部恵一、そしてサニーデイ・サービスは2001年、伝説のニール・ヤングぐらい、ジャンルを超えた魂のライブだった。 最近のサニーデイ・サービスは、昨年のアルバム『DANCE TO YOU』での時代性を反...
苗場の自然は容赦なく豪雨を降らせていた。ルート17ロックンロール・オーケストラがでてくる前がそのピークだった。なぜか始まる前にレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの「Testify」がかかっていた。そして、すごい雨の中で計14名のメンバーが登場する。そして、まずは、トータス松本がムッシュかまやつ追悼とし...
開演少し前に「ドラゴンドラでは雨がすごい」なんて情報が入ってきたものだから、「いやいや、山の上だけでしょ」なんて思っていたが、あっという間に土砂降りに。ステージに登場したTHE BACK HORN、山田将司(vo)は「ああ、雨が…」とつぶやき、“ブラックホールバースデイ”でスタート。“戦う君よ”に移...
原発やエネルギーをテーマにトークやライブを行うという、フジロック社会面担当のアトミックカフェ。東日本大震災をきっかけにスタートしたこの企画も6年目となり、すっかりお馴染みとなりました。今年はザ・タイマーズトリビュートを軸に3日を通すという趣向だそうです。タイムテーブルには2日目のエセタイマーズが明...
曇っている割には気温が高く蒸し暑い初日14:30。ちょっとぱらっと恵みの雨かな?と喜んだのもつかの間、雨粒の勢いは増すばかり。刻一刻と進むOGREの反復ビートがまるで「雨降らしの呪文」か「山や空を起こしてしまうビート」なんじゃないかと言うぐらいの本降りに。ライブの途中で足元が川と化す経験は、日照り続...
現段階でリリースされているのは、EP『I think you think too much』の、たった1枚のみ。にも関わらず、レッドマーキー内は、大勢の人で充満している。来日したのは今回が初めてだったけれど、会場に集まった人数から高い期待値を得られているのがよく分かる。 湿度が高く、汗が肌に纏わり...