TAGS: LIVE REPORT
今年の初春のUKミュージックシーンに春風を吹かせたあるひとりの新人がいる。2メートル近いの巨体にタトゥー、鼻ピアス、風格のあるヒゲとかなり個性的な31歳遅咲きの新人がいる。今日グリーン・ステージに登場するシンガー・ソング・ライターのラグンボーン・マンだ。彼は、英国営放送局BBCが毎年発表している『S...
曇り空のホワイトステージ午後13:00。じんわりと暑さを感じる天気だが、風が吹くと涼しくて気持ちがいい。80s、90sのヒップホップがSEで流れるなか、ステージ前には続々と人が集まってきた。お目当てはまもなく登場するアメリカのポップロック・バンド、トレインだ。3度のグラミー賞受賞経験を持つベテランで...
フジロックで原始神母を観るという夢がかなった。やはり野外、しかも山の中でピンク・フロイドの音を聴きたい。あの音を解放された空間で聴きたい。自然と音楽が溶け合い、心を宇宙に漂わせたい。フジロックのフィールド・オブ・ヘヴンは舞台が整っている。 さすがにおじさんたちが多い。曇り空の下、ギターの木...
雨予報だったはずのフジロック、今のところは曇り空。まだまだ過ごしやすい気候といえる。じわじわとした暑さなのがちょっと気になっていたが、レッドマーキーに入った瞬間の空気のほうがよっぽど暑かったので、驚いた。 まだ開演まで10分以上も前だ。サウンドチェックの段階にもかかわらず、演奏が始まっているか...
グリーン・ステージではグループ魂が初っ端からご機嫌に下ネタを連発し、ホワイトのドクトル・プラッツは、昨晩の前夜祭に続く盛り上がりを見せている。フジロックが始まったお祭り感が会場全体を包む中、木道亭の一発目に登場するのは、24歳のシンガー・ソング・ライター、Reiだ。海外育ちで、幼少期から洋楽に触れ...
いやあ、ひどい。今年のトップバッターは本当にひどかった。 フジロックのグリーンステージという世界で名を連ねているアーティストが出演するような大きなステージで、「セックス!」「ペニス!」「松居一代!」と、昼の11時半から下ネタと悪ふざけのオンパレード。あまりにも恥じることなく、テンポよく、想像できる...
前日におこなわれた前夜祭で多くの人たちの心を掻っ攫ったスペインはカタルーニャからきたドクトル・プラッツ、翌日はホワイト・ステージの朝イチに登場した。 曇りでちょうどいい気候の山の中、ステージではサウンドチェックがおこなわれていた。「ウノ、ドス、トレス……」という声に「やっぱりスペインのバン...
今年最初のフィールド・オブ・ヘヴンでのライヴが始まろうとしている。出演するのは、4人組バンド、YOGEE NEW WAVES。SUCHMOSのブレイクによって、一般層にも知られるようになった“シティ・ポップ”の大本命と言われるのが彼らである。2014年のルーキー・ア・ゴー・ゴーでフジロックデビューを...
今年のフジロック、特に今日金曜日のThe xx やSAMPHA、RHYEといった海外勢が出演する日のRED MARQUEEの口火をきるアクトとして、DATSはふさわしいバンドでもあるし、最強のスロットだとライブ終演後に思いを強くした。なんでも現行の海外シーンとリンクしていればいいというものではないけ...
曇天のピラミッド・ガーデンは涼やかだった。初日の朝一からヨガ・ワークショップで気持ちよ良い汗をジワリと流した人たちが、過ごしやすそうにチェアに腰掛けたり原っぱに寝そべったり。まったりとした時間が流れる中でセッティングされるASA-CHANG&巡礼の舞台。程なくしてAM10:30、3人が今年も苗場にカ...