フジロックから招待され、ここNGO VILLEDGEにブースを構えているコルトギターワーカーズアクション。フェンダーやアイバニーズ、パークウッドといった有名ブランドのギターを手がけていた韓国のギター製造会社「コルト」そして「コルテック」。この工場で働いていた労働者たちは、過酷な労働条件で働かせられたあげく、4年前、突如工場閉鎖という不当な解雇をされました。
「もういちど自分たちの手でギターをつくり、音楽を愛する人たちに届けたい」
という労働者のみなさんの希望が叶うよう、ブースを訪れたお客さんがギターのイラストが入った用紙にメッセージを書き込んでいきます。「集まったメッセージは韓国に持って行くから雨に濡れないように」と、前日分は丁寧に袋の中へ。この優しい気持ちで作られたギターだからこそ、いい音色がするわけです。