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フジロック最終日、ここヘブンのトリを飾るのは、新世代ジャズシーンの中でも最もホットなジャズプレーヤーのひとり、カマシ・ワシントンだ。3枚組170分超えという大ボリューム内容のアルバム『The Epic』は世界各地で大絶賛され、昨年のブルーノート東京での初来日公演も成功をおさめている。 演奏時間...
2016年の3日間を締めくくるのはDJハーヴィー。誰もが認めるリヴィングレジェンド。SUNDAY SESSIONのトリをかざってくれた。今年のレッド・マーキーの最後の公演だ。 26時より少し前から雷のようなSEが流れ出しそこから一気にスタート。主にハウス主体で攻め選曲。チルアウトなんか一切無し。そ...
バッキバキでローの効いたダンスミュージックに疲れたら、キュートかつエレガントなハウスはいかが?とSUNDAY SESSIONが画策したかはわからないが、最終日のレッドをEYEからバトンタッチしたのは、80年代に日本のハウスの黎明期を支えた寺田創一。登場早々、マイクパフォーマンスで一気に楽しいベクトル...
レッチリのライブ終了後、多くの人が帰路を目指す中、まだまだ20年目のフジロックが続いているルーキー・ア・ゴーゴー。 ステージの真ん中。三人で円陣を組み、十分な気合いを見せるのは、北九州発メロディックパンクバンドのヒーロー・コンプレックスだ。 まずは、今年の3月にリリースされたミニアルバム...
フジロックも終わりに近づいた3日目、深夜0時45分ころ、ピラミッド・ガーデンにSunil&Sabinが登場する。メインの会場から遠く離れたところにあるステージだけど、キャンプサイトにあるので、お客さんたちはけっこういる。ほとんどが座ったり、寝っころがりながら聴いている。キャンドル・ジュンによるロウ...
VIDEOTAPEMUSICをVJとして迎えるのとはワケが違う。ceroとVIDEOTAPEMUSIC双方の曲を映像を加えた一つのセットで表現するとはどういうことか?結果的にceroのサポートメンバーを含む音楽的筋力と、お互いのセンスの共振具合をたっぷり楽しめる「踊れる映画館」が最終日のレッドマーキ...
ホワイト・ステージに奇跡が起こった。そう思えたライブがあった。見た人はもう周知の事実かも知れない。エクスブロージョンズ・イン・ザ・スカイ。あれは奇跡のようなライブだった。寒さが出てきた時間帯、夜の20時、定刻通りに現れた5人。クリス・ラスキー、マイケル・ジェイムス、マナフ・ラヤニ、マーク・T・スミス...
レッチリがはじまって間もないころ、苗場食堂にはくいしんぼうヒップホッパー・DJみそしるとMCごはんが登場!「みんな、いいの?まだ、間に合うんじゃないの…?」と心配そうな声で観客に確認をしておきつつも、「みなさんこんばんは!レッド・ホット・チリ・ペッパーズです!」とお茶目な発言に会場は大盛り上がり。さ...
ホワイト・ステージでロバート・グラスパーを見て、次に始まるベビーメタルに後ろ髪をひかれながら、悩んだ挙句にやって来たフィールド・オブ・ヘブン。超満員のホワイト・ステージに比べるとまだ余裕がある。前方では熱心なファンが柵にかじりついている。待っているのはジャマイカ出身で伝説のギタリスト、アーネスト・ラ...